平成20年7月22日
東京電力株式会社
当社は、特定規模電気事業者の方々が当社のネットワークを利用される場合の
託送供給料金について、本年9月1日より見直すこととし、本日、経済産業大臣
に託送供給約款の変更を届出いたしました。
当社は、託送供給料金について、平成12年の電力小売自由化開始以降、4度に
わたり、電気料金の引下げに合わせた改定を行ってまいりましたが、その後も、
全社を挙げた送電ネットワークに関連する徹底した経営効率化の継続によって、
設備関連費等は着実に減少してきており、このたび、こうした成果を踏まえると
ともに、将来の更なる効率化努力を最大限織り込むことにより、託送供給料金の
見直しを行うこととしたものです。
概要は、次のとおりです。
(1)接続送電サービス料金
接続送電サービス料金において、特別高圧で供給する場合は平均で
2.25円/kWh(-0.27円/kWh、-10.71%)、高圧で供給する場合は平均で
4.24円/kWh(-0.43円/kWh、-9.21%)となります。
<平均単価の推移>
供給電圧別の接続送電サービス料金は、以下のとおりです。
<特別高圧で供給する場合>
基本料金 電力量料金
o標準接続送電サービス料金 393.75円/kW 1.34円/kWh
基本料金 電力量料金
o時間帯別接続送電サービス料金 393.75円/kW (昼間)1.46円/kWh
(夜間)1.20円/kWh
<高圧で供給する場合>
基本料金 電力量料金
o標準接続送電サービス料金 577.50円/kW 2.47円/kWh
基本料金 電力量料金
o時間帯別接続送電サービス料金 577.50円/kW (昼間)2.73円/kWh
(夜間)2.13円/kWh
(注)消費税等相当額を含む。
時間帯別接続送電サービス料金において、「昼間」および「夜間」と
は、次の時間をいいます。
「昼間」:毎日午前8時から午後10時までの時間
「夜間」:上記の「昼間」以外の時間
ただし、日曜、祝日、1/2、1/3、4/30、5/1、5/2、12/30、12/31は、
全日「夜間」扱いとします。
(2)負荷変動対応電力料金
見直し後の負荷変動対応電力料金は、変動範囲内電力料金が、11.66円/kWh
(+0.64円/kWh、+5.81%)、変動範囲超過電力料金が、夏季昼間において
40.69円/kWh(-36.36円/kWh、-47.19%)、その他季昼間において35.50円/kWh
(-16.13円/kWh、-31.24%)、夜間において32.42円/kWh(-8.22円/kWh、
-20.23%)となります。
*見直し前の料金は、燃料費調整分、消費税等相当額を含む。
<参考>
特定規模電気事業者の方々が、当社のネットワークを利用される際に生じる
不足電力を補給する場合の「負荷変動対応電力料金」につきましては、契約電
力の3%相当までの不足電力について補給する場合の「変動範囲内電力料金」
および契約電力の3%相当を超える不足電力について補給する場合の「変動範
囲超過電力料金」があります。
なお、3%〜10%の変動範囲内における不足電力について、特定規模電気事
業者の方々のご希望に応じて選択することが可能であった「選択変動範囲内電
力料金」は廃止いたしました。
負荷変動対応電力の電力量料金は、以下の通りです。
(注)消費税等相当額を含む。
負荷変動対応電力料金において、「夏季」、「その他季」、「昼間」
および「夜間」とは、次をいいます。
「夏季」:毎年7月1日から9月30日までの期間
「その他季」:毎年10月1日から翌年の6月30日までの期間
「昼間」:毎日午前8時から午後10時までの時間
「夜間」:上記の「昼間」以外の時間
ただし、日曜、祝日、1/2、1/3、4/30、5/1、5/2、12/30、12/31は、
全日「夜間」扱いとします。
以 上
添付資料
・別紙:料金単価表(PDF 16.8KB)
|