プレスリリース 2008年

「サステナビリティレポート2008」の発行について

                             平成20年7月3日
                             東京電力株式会社

 当社は、本日、持続可能な社会の実現に向けた取り組みと実績をとりまとめた「
サステナビリティレポート2008」を発行いたしました。

 当社は、1992年度から毎年、環境を中心とした情報開示資料を発行してまいりま
した。本レポートでは「環境」「経営」「社会」「原子力」に、昨年度から当社の
最大の使命である「電気の安定供給」を柱に加え、各側面の取り組みをより広く報
告しております。なお、今年度からは、グループ全体のCSR活動をとりまとめる
観点から、報告の対象範囲を「当社単体」から「当社グループ」に拡大しておりま
す。

 今年度は、「新潟県中越沖地震による影響と東京電力グループの取り組み」を巻
頭特集とし、柏崎刈羽原子力発電所における復旧状況や、災害に強く安全・安心な
原子力発電所の構築に向けた耐震安全性向上への取り組みについてとりまとめてお
ります。
 また、北海道洞爺湖サミットが開催されるなど、地球温暖化に対する取り組みが
注目される中、当社における再生可能エネルギーに関する多様な取り組みに焦点を
当てた「東京電力グループの再生可能エネルギーへの取り組み」など、ステークホ
ルダーの皆さまから関心の高い内容についても、わかりやすくご理解いただけるよ
う構成しております。

 当社は、本レポートをステークホルダーの皆さまとのコミュニケーションを一層
促進していくための重要なツールと位置づけています。作成にあたっては、持続可
能性報告などの作成プロセスにおける原則や指針となる「AA1000の基本原則(注)」
を参考として、読者の皆さまからいただいたご意見やご要望を踏まえた報告内容の
選定を行っております。

 なお、環境指標の実績および将来目標など当社の環境への取り組みに関する詳細
情報については、当社ホームページの「環境行動レポート」としてご覧いただけま
す。(http://www.tepco.co.jp/eco/report/index-j.html)

 当社は、今後とも、グループ全体で安全と品質の確保を最優先に電気の安定供給
に努めるとともに、地球温暖化をはじめとする諸課題に率先して取り組み、持続可
能な社会の実現に貢献してまいります。

                                  以 上

(注)「AA1000の基本原則」
  企業の持続可能性報告等に際し、ステークホルダーとの対話を通じ、説明責任
 の質を改善し、信頼性を向上させることなどを目的に開発された原則。
  ・重要性:ステークホルダーが必要とする重要な情報が記載されているか
  ・完全性:重要事項に関連する情報を、必要な範囲で完全に把握しているか
  ・対応性:ステークホルダーの関心・懸念に的確に対応し、開示しているか
 の3つを基本原則とする。イギリスの専門機関「社会倫理アカウンタビリティ研
 究所」が発行。

添付資料
・別紙1:「サステナビリティレポート2008」の概要(掲載項目順)(PDF 9.37KB)
・別紙2:主な環境指標の実績および将来目標(PDF 113KB)

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