平成20年4月30日
東京電力株式会社
平成19年度の売上高は、前年度比3.7%増の5兆4,793億円(単独では同4.2%増、
5兆2,243億円)、経常損益は前年度比92.5%減の331億円(単独では220億円の損失)
となりました。また、当期純損益は、新潟県中越沖地震により被災した柏崎刈羽原
子力発電所の復旧費用等をはじめとする特別損失を2,692億円(単独では2,671億円)
計上したことなどから、1,501億円の損失(単独では1,776億円の損失)となりまし
た。
販売電力量は、夏季の猛暑や冬季の気温が前年度に比べ低く推移した影響により
冷暖房需要が増加したことなどから電灯が高めの伸びとなったことに加え、産業用
の大口電力が増加したことなどから、前年度比3.4%増の2,974億kWhとなりました。
内訳としては、電灯は同4.7%増の976億kWh、電力は同1.2%増の128億kWh、特定
規模需要は同2.9%増の1,870億kWhとなりました。
収入面では、電気事業において、販売電力量の増加などにより、電気料収入は前
年度比4.5%増の4兆9,147億円となりました。これに地帯間販売電力料や他社販売
電力料などを加えた売上高は、前年度比3.7%増の5兆4,793億円(単独では同4.2%
増、5兆2,243億円)、経常収益は、同3.7%増の5兆5,491億円(単独では同4.1%増、
5兆2,658億円)となりました。
一方、支出面では、電気事業において、企業年金制度の見直しによる人件費の減
少などがあったものの、柏崎刈羽原子力発電所の運転停止などにより、燃料費や購
入電力料が大幅に増加したことなどから、経常費用は前年度比12.4%増の5兆5,160
億円(単独では同12.8%増、5兆2,878億円)となりました。
以 上
添付資料
・決算概要(PDF 16.9KB)
・収支比較表(単独)(PDF 16.9KB)
・次期の見通し(PDF 15.0KB)
・<参考1>収支諸元表(単独)(PDF 14.5KB)
・<参考2>新潟県中越沖地震による収支影響(単独)(PDF 15.7KB)
・<参考資料>平成19年度における経営効率化の実施状況(PDF 13.2KB)
「決算短信等」についてはこちらをご覧ください。
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