平成20年3月7日
東京電力株式会社
日本原燃株式会社六ヶ所再処理工場は、平成18年3月から使用済燃料を使用した
アクティブ試験を開始しており、平成20年5月の竣工を予定しております。このた
び、平成20年度のプルトニウムの分離・回収に先立ち、「我が国におけるプルトニ
ウム利用の基本的な考え方(平成15年8月5日 原子力委員会決定)」にもとづき、
六ヶ所再処理工場で回収される当社分プルトニウムの利用計画を、別紙のとおりお
知らせします。
当社は、平成19年度末に約0.7トン、平成20年度末に約1.4トンの核分裂性プルト
ニウムを所有する見通しであります。立地地域の皆さまからの信頼回復に努めるこ
とを基本に、このプルトニウムを、国内MOX燃料加工工場の竣工が予定されてい
る平成24年度以降、当社原子力発電所の3〜4基において、燃料として利用するこ
とを計画しています。
当社は、昨年7月の新潟県中越沖地震の影響で停止している柏崎刈羽原子力発電
所の設備の健全性に係る点検・評価や耐震安全性評価などに取り組んでおりますが、
引き続き、安全の確保と立地地域の皆さまからの信頼回復に最優先に取り組んでま
いります。
以 上
添付資料
・別紙:「六ヶ所再処理工場回収プルトニウム利用計画(平成20年度)」(PDF 21.0KB)
(網掛け部分が当社計画)
・参考:プルトニウム所有量(平成19年12月末時点)(PDF 10.0KB)
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