平成19年11月16日
東京電力株式会社
1.需給状況と見通し
今冬の最大電力は5,380万kWと予想されます。これに対して、新潟県中越沖地
震の影響により柏崎刈羽原子力発電所が停止しているものの、長期計画停止火力
の運転再開や試運転電力の活用等により供給力確保に努め、予備力の一番少ない
2月においても、240万kWの供給力を追加した結果、5,680万kW程度の供給力を確
保できる見通しです。
<追加的な供給力>・・・上記供給力に織り込み済み
(合計) 最大240万kW(2月)
○今冬の供給力として運転再開の火力発電所:
・横須賀火力発電所2号ガスタービン(14.4万kW:軽油・都市ガス)
・・・平成19年9月11日再開
・五井火力発電所4号(26.5万kW:LNG、長期計画停止中)
・・・平成19年12月中下旬運転再開予定
○試運転電力を活用する火力発電所:
・川崎火力発電所1号系列第2軸(50万kW:LNG)
・・・平成19年10月25日試運転開始
・富津火力発電所4号系列第1軸(50.7万kW:LNG)
・・・平成19年12月中旬試運転開始予定
○その他
・発電所の増出力運転等・・・50万kW程度
・他電力からの応援融通受電・・・30万kW程度(12月)、1月以降は調整中
・自家発の余剰購入・・・70万kW程度
※試運転工程などにより、各月の追加的な供給力の値は異なる
2.節電のご協力のお願い
12月以降、ご家庭など一般のお客さまや大口のお客さまに対して、検針票の裏
面や訪問活動などを通じ、「節電のご協力」をお願いしてまいります。
以 上
|