平成19年10月15日
東京電力株式会社
当社は、新潟県中越沖地震後の対応をさらに強化するため、次の通り社内組織
の改編を行いました。
○「新潟県中越沖地震対策センター」の設置
10月15日付で本店原子力設備管理部内に「新潟県中越沖地震対策センター」を
新たに設置いたしました。
当社では、新潟県中越沖地震発生後、柏崎刈羽原子力発電所における設備の点
検・復旧作業を行うとともに、発電所周辺における地質調査ならびに今回の地震
時に取得された地震観測データの分析、安全上重要な設備の耐震安全性の確認を
行っております。
これまで本店では、こうした業務の実施および発電所の支援について、原子力・
立地本部内の各部が中心となって行ってまいりましたが、機能を一元化させ、一
層の品質向上と安全確保を図るため、「新潟県中越沖地震対策センター」を新た
に設置するものです。
今後、設備の点検・復旧作業および耐震安全性に係る検討については、「新潟
県中越沖地震対策センター」を中心に、原子力発電所と本店が一体となってより
強力に推進してまいります。
○原子力発電所の防災体制の強化
原子力発電所では、台風などの自然災害や火災への対応、また万一の放射性物
質の外部放出などに対する原子力防災などについて、担当する部門がそれぞれ中
心となって行っておりますが、今後、「災害に強い原子力発電所」の実現を目指
し、平成19年度内を目途に原子力発電所における防災体制を一元化することとい
たしました。
それに向け、10月15日付で本店原子力運営管理部内に「防災安全グループ」を
設置し、準備を進めてまいります。
以 上
添付資料
・別紙:改編後の組織図(PDF 11.3KB) |