平成19年８月30日
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　東京電力株式会社

　当社が土地を所有する尾瀬が、本日、環境大臣より「尾瀬国立公園」に指定され
ました。

　わが国で29番目の国立公園として指定された「尾瀬国立公園」は、「日光国立公
園」から尾瀬地域を分離し、新たに会津駒ヶ岳、田代山・帝釈山の周辺地域を併せ
たもので、区域面積は37,200ha（うち日光国立公園からの分離が25,203ha、会津駒
ヶ岳、田代山・帝釈山の周辺地域が11,997ha）となります。
　なお、新規の国立公園の指定は、釧路湿原国立公園（昭和62年）以来20年ぶりで、
わが国で国立公園が分離・独立するのは初めてのことです。

　当社は、経営の重要課題として「環境重視型社会への貢献」を掲げ、さまざまな
取り組みを行っています。とりわけ、尾瀬については、わが国を代表する貴重な自
然資源として、約20kmに及ぶ木道の整備、荒廃した湿原の回復作業など、約40年に
わたり、地域の皆さまとともに保護活動に取り組んでおります。
　このたび、「尾瀬国立公園」が誕生したことは、これまでの当社と地域の皆さま
の取り組みが、お役に立ったものと考えております。

　当社は、引き続き、尾瀬の自然環境保全をはじめ、環境重視型社会へ貢献してま
いります。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以　上

添付資料
・参考１：「尾瀬国立公園」の概要（PDF 163KB） 
・参考２：当社の尾瀬における自然保護活動について（PDF 127KB）