平成19年7月31日
東京電力株式会社
現在のプラント状況について、本日午後3時現在の主な状況を別紙のとおり
お知らせいたします。なお、本日午後3時現在までの点検および作業について
お知らせする事項は次のとおりです。
【主な変更点】
○新規事項
・1号機タービン建屋サブドレンおよび1〜4号機放水口での微量の油
膜を確認。現在、サブドレンの排水を停止し仮設水槽にて処理する準
備を実施中。
なお、サブドレン排水の停止に伴う放水口での油膜状況を継続監視と
する。
○更新事項
・主排気筒からの放射性物質の定例の測定を3,4,5,7号機におい
て実施し、放射性物質は検出されなかったことを確認。(3,4,5
号機7月24〜31日分、7号機7月23〜31日分)
・1号機現場作業員が7月16日地震発生時に転倒し、右膝を床に打った。
翌17日、病院にて“異常なし、1週間の経過観察”と診断。
1週間経過後、別の病院にて診察の結果、右膝蓋骨不全骨折(ひび)と
診断。放射線による被ばくなし。
昨日協力企業より報告あり。
現在、当所の全てのプラントは停止して安定した状態であり、主排気筒放射線
モニタおよびモニタリングポスト等のリアルタイムデータに有意な変動はなく、
放射線等による周辺環境への影響はありません。
以 上
<柏崎刈羽原子力発電所リアルタイムデータ>
:http://www.tepco.co.jp/kk-np/monitoring/mp-j.html
添付資料
・別紙:新潟県中越沖地震発生による柏崎刈羽原子力発電所の主なプラント状況
(PDF 29.4KB) |