平成19年7月30日
東京電力株式会社
1.需給状況と見通し
今夏の最大電力は6,110万kWと予想されます。これに対して、新潟県中越沖
地震により柏崎刈羽原子力発電所が停止したものの、供給力確保に努めた結果、
供給力は6,245万kWとなり、安定供給は維持できる見通しです。
<各月の需給見通し>
(通常の暑さの場合:過去10年間の最大電力発生日における最高気温の平均を想定)
2.供給力および需要面の対策
<追加的な供給力>・・・上記供給力に織り込み済み
<需要面の対応>
<需要逼迫時の緊急・暫定対応>
関係の皆さまのご理解・ご協力により、緊急・暫定措置として塩原発電
所(90万kW)の使用許可をいただきました。
<今後の安定供給の確保に向けた取り組み>
平年並みの気温の場合、供給力は確保できる見通しですが、猛暑となり気
温が著しく上昇した場合には、供給力が不足するおそれがあります。そのよ
うな事態を回避し、安定供給を確保するため、以下の取り組みを引き続き実
施してまいります。
(1) これまでの供給力確保のための対策を確実に実施するとともに、更な
る追加対策を引き続き検討してまいります。
(2) 夏のピーク対策以降につきましても、引き続き安定供給の確保に努め
てまいります。
(3) お客さまに節電のお願いをさせていただくとともに、需給調整契約の
拡大など、猛暑となり需要が著しく増加した場合などの緊急時におけ
る需要の削減に努めてまいります。
以 上
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