調整運転中の柏崎刈羽原子力発電所2号機におけるタービン制御系の油漏えいに伴う点検停止について
平成19年7月4日 東京電力株式会社 当社・柏崎刈羽原子力発電所2号機(沸騰水型、定格出力110万キロワット)は、 平成19年6月10日午前6時32分に発電を開始し、現在調整運転中ですが、本日午前 4時7分頃、タービン制御系の油*が漏れていることを示す警報が発生いたしまし た。 直ちに現場を確認したところ、タービン建屋地下1階に設置しているタービン蒸 気加減弁の油圧駆動装置4台のうち2台から油が滴下していることがわかりました。 現在も油の滴下は続いておりますが、滴下した油は当該弁の下に設置してある油 受けにて全て回収しております。 本事象は直ちに運転に影響を及ぼすものではありませんが、点検、原因の調査お よび補修を行うため、本日午後5時からプラントの停止操作を開始いたします。 なお、これによる外部への放射能の影響はありません。 以 上 *:タービン制御系の油 タービン蒸気加減弁等の油圧制御用の油。 添付資料 ・柏崎刈羽原子力発電所2号機 油漏れ箇所概略図(PDF 16.6KB) |
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