平成19年6月14日
東京電力株式会社
当社は、本日、持続可能な社会の実現に向けた取り組みと実績をとりまとめた
「サステナビリティレポート2007」を発行いたしました。
当社は、1992年度から毎年、環境に関する情報開示資料として「環境行動レポー
ト」を発行してまいりました。また、2005年度からは、名称を「サステナビリティ
レポート」と改め、環境面に加えて、経営、社会、原子力の各側面から内容の充実
を図り、当社の取り組みを幅広く報告しております。
今年度は、当社の最大の使命である「電気の安定供給」に向けた様々な取り組み
を特集するとともに、社会の皆さまの関心が高い地球温暖化対策について、オール
電化の環境優位性をご説明するなど、重点的にとりまとめました。
作成にあたっては、本レポートを読者の皆さまとのコミュニケーションの場と位
置づけ、昨年度に引き続き、持続可能性報告などの作成プロセスにおける原則や指
針となる「AA1000の基本原則(注)」を採用し、読者の皆さまからいただいたご意
見やご要望を踏まえて、報告内容の選定を行いました。また、コミュニケーション
のさらなる充実を図るため、当社ホームページにおいて、皆さまから、掲載項目ご
とに匿名でご意見をいただける仕組みを採用いたしました。
(http://www.tepco.co.jp/csr/report/2007/p01-j.html)
なお、事業活動に関わる環境指標の実績および将来目標などについては、本日よ
り、当社ホームページの『インターネット版「環境行動レポート2007」』としてご
覧いただけます。(http://www.tepco.co.jp/eco/report/index-j.html)
当社は、今後とも、安全と品質の確保を最優先に電気の安定供給に努めるととも
に、地球温暖化をはじめとする諸課題に率先して取り組み、持続可能な社会の実現
に貢献してまいります。
以 上
(注)「AA1000の基本原則」
企業の持続可能性報告等に際し、ステークホルダーとの対話を通じ、説明責任の
質を改善し、信頼性を向上させることなどを目的に開発された原則。
・重要性:ステークホルダーが必要とする重要な情報が記載されているか
・完全性:重要事項に関連する情報を、必要な範囲で完全に把握しているか
・対応性:ステークホルダーの関心・懸念に的確に対応し、開示しているか
の3つを基本原則とする。イギリスの専門機関「社会倫理アカウンタビリティ研究
所」が発行。
添付資料
・別紙1:「サステナビリティレポート2007」の概要(掲載項目順)(PDF 164KB)
・別紙2:主な環境指標の実績および将来目標(PDF 178KB) |