平成19年3月30日
東京電力株式会社
当社は、一連のデータ改ざん等に対する強い反省に立ち、立地地域をはじめ広
く社会の皆さまからの信頼回復をめざし、再発防止対策を拡充・強化してまいり
ますが、その一環として、4月1日付で次のとおり社内組織の改編を行います。
〇「原子力・立地本部」の本店組織の改編
当社は、原子力部門全体における一層の品質向上と安全確保のため、原子力・
立地本部の本店組織の改編を行い、原子力発電所と本店が一体となった業務運
営をより強力に推進するとともに、原子力発電所の運転・定期検査の管理・支
援体制を明確化し、原子力発電所の安全・安定運転への支援を充実するなど、
原子力部門の業務運営の見直しを行います。
具体的には、原子力・立地本部に、品質管理と安全管理の責任箇所として
「原子力品質・安全部」を、設備の中長期的な課題への計画的な対応や設備管
理の統括をする箇所として「原子力設備管理部」を新たに設置いたします。
また、これに伴い、「原子力技術・品質安全部」を廃止いたします。
現行の本店組織では、「原子力運営管理部」に不適合事象を再発させないた
めの支援等を含め、発電所の管理・支援業務が集中しておりましたが、改編後
は、「原子力運営管理部」は発電所の日常運営管理機能に特化いたします。ま
た、不適合事象の未然防止等の評価・改善に関する機能は「原子力品質・安全
部」が、高経年化対策等の中長期的な設備管理機能は「原子力設備管理部」が
担うことといたします。こうした今回の改編により、原子力発電所と本店が一
体となった業務運営をより強力に推進していく所存であります。
以 上
添付資料
・別紙(PDF 16.9KB)
・人事異動(PDF 8.2KB)
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