平成19年3月23日
東京電力株式会社
当社は、平成14年10月に「企業倫理相談窓口」を開設するなどにより、社内外
から法令遵守や企業倫理に関するご指摘を受け付けておりますが、平成19年1月
21日に、柏崎刈羽原子力発電所5号機のタービン弁に関する定期事業者検査*に
ついてご指摘が寄せられたことから、その事実関係を調査してまいりました。
このたび、ご指摘いただいたものと思われる事案について、事実関係が明らか
になりましたので、この概要および当社の判断についてお知らせいたします。
対象となる事案は、平成18年11月24日から定期検査中である柏崎刈羽原子力発
電所5号機にて実施された、給水加熱器逃がし弁の気密検査に関するものです。
調査の結果、当該検査の検査要領書に関して、文書管理に手続不備が確認され
ましたが、当該検査自体は適正に行われていることを確認いたしました。なお、
関係者に対しては、適切な文書管理を徹底いたしました。
(詳細につきましては、添付資料をご参照ください。)
当社は、これまで、原子力発電施設等に関してご指摘を受けた事案につきまし
ては、調査の結果を公表しております。今後も「ルールの遵守」「誠実な行動」
「オープンなコミュニケーション」の考えのもと、一層の透明性向上に努めてま
いります。
以 上
添付資料
・ご指摘いただいた事案の概要および当社の判断について(PDF 109KB)
*定期事業者検査:電気事業法に基づき事業者が実施する検査
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