平成19年3月15日
東京電力株式会社
平成19年賃金改定・年間賞与について、本日14時20分、東電労組との間で、
以下のとおり妥結いたしました。
〇賃金改定
組合員平均500円の賃金改善を実施
・組合員一律のベースアップではないが、平成11年以来、8年ぶ
りの賃金改善
〇年間賞与
一人当たり 1,729,000円
・昨年は一人当たり1,726,000円
・昨年に比べ3,000円の増
電気事業においては、電力の自由化が進展する中、ガスや石油などエネルギ
ー業界の垣根を越えた競争・相互参入が激化しており、当社を取り巻く事業環
境は、ますます厳しさを増しております。今後このような厳しい競争に勝ち抜
いていくためには、より一層の効率化・コストダウンを推進し、経営体質を強
化していくことが不可欠となっております。
賃金・賞与についても、このような観点から、競争に耐えうる総人件費の視
点に立って決定していく必要があり、今年の交渉は、こうした極めて厳しい情
勢の下で行われました。
組合は、本格化する競争の進展に対応するためには、組合員の更なる意欲・
活力を喚起していくことが不可欠であり、これまでの長年にわたる組合員の地
道な努力・貢献に賃金・賞与で報いるべきと主張し、交渉は難航を極めました
が、これまでの組合員の献身的な努力と、今後の厳しい経営環境を踏まえると、
組合員の理解・協力は欠かせないことに配慮し、最終的に以上のとおり妥結い
たしました。
(参考)
・今次交渉における組合からのベースアップ要求は平成13年以来6年ぶり。
以 上
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