プレスリリース 2007年

原子炉停止操作中の福島第一原子力発電所4号機における主タービンの自動停止について

                             平成19年2月11日
                             東京電力株式会社

 当社・福島第一原子力発電所4号機(沸騰水型、定格出力78万4千キロワット)
につきましては、第21回定期検査のため、平成19年2月11日午前0時発電を停止し、
原子炉の停止操作を行っておりました。
 発電が停止したことから、発電機よりプラントの機器に供給する電源の隔離作業
を行いましたが、操作を誤ったため原子炉給水ポンプが停止し原子炉水位が低下し
ました。
 このため、原子炉水位の回復操作を実施したところ原子炉水位が上昇し、午前0
時26分、「原子炉水位高」の警報が発生し、主タービンが自動停止いたしました。
 なお、本事象の発生にともない事象発生前約10パーセントの原子炉出力が、一時
的に約6パーセントから約23パーセントまで変動いたしました。
 その後、原子炉水位が安定したため引き続き原子炉の停止操作を継続し、午前4
時44分、原子炉は安全に停止いたしました。
 今後、操作を誤った原因を調査いたします。
 これによる外部への放射能の影響はありません。

                                  以 上



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