平成19年１月29日
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　東京電力株式会社

　当社は、平成19年１月24日に国土交通省の各関係地方整備局＊１及び経済産業
省原子力安全・保安院に水力発電設備のデータ改ざん及び手続き不備について、
報告書を提出いたしました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（平成19年１月24日お知らせ済み）

　このうち、塩原［しおばら］発電所八汐［やしお］ダムについては、同ダムに
貯留した水の浸透流出についての止水対策が必要であることから、本日午前０時
より、塩原発電所（所在地：栃木県那須塩原市　出力：90万kW）を使用停止＊２
し、止水対策に向けた検討・調査を開始することといたしました。

　当社といたしましては、地域をはじめ社会の皆さま方に改めて深くお詫び申し
あげますとともに、引き続き、国土交通省及び経済産業省原子力安全・保安院か
らのご指導＊３をいただきながら、再発防止を図り適切な管理に努めてまいりま
す。
　なお、ダムの安全性については当社として問題ないことを確認しております。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以　上

＊１：国土交通省の各関係地方整備局
　　　国土交通省 関東地方整備局、北陸地方整備局、東北地方整備局
＊２：止水対策調査に必要な水位調整のための運転は実施する
＊３：平成19年１月30日〜31日に、漏水量等ダムの安全性を確認するために必要
　　　な事項について、経済産業省原子力安全・保安院の現地立入検査を受ける
　　　予定