平成18年9月8日
東京電力株式会社
当社は、昨日匿名の方から、当社沼津支店社員の配電設備業務に関わる社内資
料等がShareネットワーク上に流出しているとのご指摘をいただきました。
ただちに調査を行ったところ、平成15年8月から平成15年12月の期間にわたる
当社沼津支店における配電設備業務に関する工事関係資料や設計関係資料、およ
び約340件の社内外関係者の個人情報(氏名・住所・メールアドレス等)等が、当
該職員の個人所有パソコンからShareネットワーク上に流出していることが判明
いたしました。なお、流出した情報を確認した結果、保安管理上の機微情報は含
まれておりませんでした。
当社は、平成17年12月に業務情報流出防止の観点から個人所有パソコンからの
業務情報の削除を指示しており、当該職員もこの指示に基づき対応を実施してお
りました。しかしながら、当該パソコン内に過去に保存していた一部のデータが
削除されずに残っており、当該パソコンがウィルス感染したことによって、Share
ネットワーク上に流出したものと推定しております。
本件においては、保安管理上の機微情報は含まれていないものの、当社社員の
個人所有パソコンから情報が流出したことを踏まえて、本日、原子力安全・保安
院より口頭注意を受けました。
対象となる皆さま方には、個別にご連絡してお詫び申し上げるとともに、この
度の事情をご説明しております。
当社といたしましては、これまでも情報管理の徹底に努めてまいりましたが、
今回の件を重く受け止め、今後の再発防止に向け、さらなる情報の厳重・適正管
理を進めてまいります。
このような事態に至り、関係者の皆さまにご迷惑をおかけしましたことを深く
お詫び申しあげます。
以 上
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