プレスリリース 2006年

尾瀬戸倉山林でのブナ植林ボランティア(10回目)の実施について~東京・銀座のソニービルでは尾瀬体感展示も開催!~

 
                            平成18年5月23日
                            東京電力株式会社

 当社は、5月24日(水)~26日(金)の3日間にわたり、自ら所有する尾瀬戸
倉山林(群馬県利根郡片品村・面積約9,100ha、山手線の内側の約1.5倍)におい
て、社内外のボランティアの方々にご参加いただきブナの苗木植林を行います。
この取り組みは平成9年より毎年実施しており、今回で10回目となります。

 昨年11月8日、尾瀬は「ラムサール条約湿地」に登録されましたが、当社は、
古くから尾瀬の約7割の土地を所有し、わが国を代表する貴重な自然資源として、
木道の整備や荒廃した湿原の回復作業など、これまで約40年にわたり保護活動に
取り組んでまいりました。

 尾瀬戸倉山林は、尾瀬の入口に位置し、約85%(7,900ha)がブナ、ミズナラ、
トチといった天然広葉樹林、残りの約15%(約1,200ha)が昭和30年代に植林さ
れたカラマツ人工林です。
 植林ボランティアは、こうした尾瀬戸倉山林のカラマツ人工林のうち、生長の
悪い箇所について、元来のブナを代表とする広葉樹の森に戻していくことを目的
として平成9年より実施しているもので、これまで延べ約3,700名の方々に参加
いただき、約22,500本の苗木を植林してまいりました。10回目となる今回は、約
270名の方々に参加いただき、約2,500本のブナ苗木を植林する予定です。

 なお、当社は、ソニー企業株式会社(ソニービル)と共催で、6月5日の世界
環境デーを記念して、6月5日(月)~11日(日)まで、尾瀬体感展示「銀座に
尾瀬がやってきた!2006」を、昨年に引き続き、東京・銀座のソニービル1F
(屋外イベントスペース「ソニースクエア」)で開催いたします。
 本展示では、尾瀬に敷設されているものと同様の木道やミズバショウ、白樺な
どを用いて「小さな尾瀬」を再現し、実際に木道の上を歩いて、尾瀬の植物を間
近で鑑賞していただくことができます。本展示を通じて、多くの皆さまに尾瀬の
自然に触れていただくとともに、環境についてあらためて考えていただくきっか
けにしていただければと考えております。

 なお、これらの取り組みのご案内や尾瀬の情報については、当社ホームページ
でもご案内しておりますので、ぜひご覧下さい。
(URL:http://www.tepco.co.jp/oze/)

                                 以 上

添付資料
・別紙1:尾瀬戸倉山林でのブナ植林ボランティアの概要(PDF 168KB) 
・別紙2:尾瀬体感展示「銀座に尾瀬がやってきた!2006」の概要(PDF 190KB) 


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