「業務用IHどんぶりコンロ」の開発・販売について
~親子丼やかつ丼など、どんぶり物の調理用IHクッキングヒーター。コンパクト化・低価格化を実現。~
平成18年3月9日
株式会社フジマック
東京電力株式会社
株式会社フジマック(代表取締役社長:熊谷 俊範、本社:東京都港区)と東京
電力株式会社(取締役社長:勝俣 恒久、本社:東京都千代田区)は、どんぶり物
の調理向けに加熱能力を抑えた、低価格でコンパクトなIHクッキングヒーター
「業務用IHどんぶりコンロ」を共同開発いたしました。
本年6月より、株式会社フジマックが販売を開始いたします。
飲食店では、親子丼やかつ丼などのどんぶり物を調理する場合、「親子鍋(注1)」
という専用の小型鍋を使用して1食ずつ調理するケースが多い実態にあります。そ
のため、大きな加熱出力は必要としませんが、これまでIHクッキングヒーターを
利用される場合は親子鍋専用のものがなかったので、出力の大きい業務用IHクッ
キングヒーターをご利用いただいており、この場合、ヒーターが2口であるため、
親子鍋を一度に2つしか調理できませんでした。
これに対し、このたび開発した「業務用IHどんぶりコンロ」は、一度に6つの
親子鍋を調理(6口タイプの場合)することができるうえ、1口あたりの出力を抑
えるとともに、親子鍋の大きさにあわせて開発した小型加熱コイルを採用したり、
部品の配置を最適化することなどにより、大幅なコンパクト化・低価格化を実現(注2)
いたしました。
また、見やすいデジタル表示やシンプルな操作パネルを採用するとともに、本体
形状をフラットにするなど、機能性が高くお手入れがしやすいコンロとなっており
ます。
希望小売価格は、6口タイプで1,029,000円(税込)を予定しております。
なお、販売開始に先立ち、3月14日から開催される展示会「第6回厨房設備機器
展[主催:(社)日本厨房工業会、(社)日本能率協会]」(注3)において、ご紹
介いたします。
フジマックは、今後、和食店や居酒屋、そば・うどん店、丼・専門店など、より
多くの業種のお客さまにご採用いただけるよう、積極的にご提案を行ってまいりま
す。
東京電力は、今後とも、電化厨房機器のもつ快適性・経済性・安全性・環境性と
いったメリットについてより多くのお客さまにご理解いただくとともに、高効率・
低価格の機器の開発に積極的に取り組み、お客さまのエネルギーコスト低減のニー
ズにお応えするよう努めてまいります。
以 上
(注1)親子鍋
(注2)大幅なコンパクト化・低価格化を実現
仮に、一度に6つの親子鍋を加熱できるようにすることを前提に、一般の業務
用IHクッキングヒーター<フジマック製 型式FIC704550F(2.5kW×2口
タイプ)>と比較
○コンパクト化
・「業務用IHどんぶりコンロ」(6口タイプ)
→幅694ミリ・奥行600ミリ・高さ300ミリ
・一般の業務用IHクッキングヒーター
→幅2,100ミリ・奥行450ミリ・高さ150ミリ
(3台を横に並べた場合:幅700ミリ・奥行450ミリ・高さ150ミリ
×3台)
○低価格化<約56%の低価格化を実現>
・「業務用IHどんぶりコンロ」(6口タイプ)→1,029,000円
・一般の業務用IHクッキングヒーター →2,324,700円
(774,900円×3台)
(注3)「第6回厨房設備機器展」
日時:平成18年3月14日(火)~17日(金)10:00~17:00
(最終日は16:00まで)
場所:東京国際展示場(東京ビッグサイト)東展示棟1~6ホール
主催:社団法人日本厨房工業会、社団法人日本能率協会
添付資料
・別紙:「業務用IHどんぶりコンロ」の概要(PDF 26.9KB)
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