多様な人材の活躍を推進する「ダイバーシティ推進室」の設置について
~女性社員をはじめとする多様な人材の活躍を推進し、新たな価値を創造する~
平成18年1月26日
東京電力株式会社
当社は、本年2月1日付で、女性社員をはじめとする多様な人材による価値創
造を目的として、本店・労務人事部に「ダイバーシティ(注)推進室」を新たに設
置することといたしました。
室長には、エイボン・プロダクツ株式会社で人事総務部長、営業本部パシフィ
ック・リージョン・セールス・ディレクターなどを歴任し、同社の営業、マーケ
ティング、人材開発において高い実績のある雨宮弘子氏を招へいいたします。
当社は、かねてより、企業競争力強化にむけた人材の有効活用の観点から、女
性管理職候補を対象とした研修(リーダー研修:平成15年度から導入)の実施と
管理職への積極的登用などの取り組みを進めてまいりました。
今後、急速な少子高齢化と社会の成熟化がますます進み、お客さまのニーズの
急激な変化・多様化が予想されます。これにともない、当社を取り巻く経営環境
も大きく変化し、競争を勝ち抜くための営業活動、地球環境問題への取り組み、
新規事業開発等の各分野において、さらなる成長を遂げていくためには、多様化
する市場との接点をもつ多様な人材が相互に刺激し、協調しあい、新たな価値を
創造することが求められます。
このたびの「ダイバーシティ推進室」の設置は、こうした考えに基づき、人的
多様性、いわゆるダイバーシティによる価値創造を通じて、エネルギー・サービ
スのトップランナーとして成長し続けていこうとするものです。ダイバーシティ
の取り組みにあたっては、当面は、事業環境の変化に伴い活躍の領域が大きく広
がっている約4,600名の女性社員の活躍支援を中心に進めてまいります。同時に、
社員の年齢、価値観、ワークスタイルなどにおける多様性にも着目し、これらを
積極的に経営に活かしていきたいと考えています。
当面の主な取り組みは下記のとおりです。
1.女性社員におけるリーダー育成、さらなる能力発揮・業績貢献への支援
・「リーダー研修」を通じた提案プロジェクトの成功促進
・女性管理職の積極登用と上級管理職への任用
・女性の積極採用 など
2.ワーク・ライフバランスによる生産性向上、人材有効活用
・育児中の就業支援
・生産性向上を目指したワークスタイルの追求 など
(注)ダイバーシティ
「多様性」をあらわす概念であり、人事・労務用語としては、一般に、「多
様な人材を活かす戦略」という意味で使われている。
以 上
添付資料
・参考1:組織図(PDF 13.7KB)
・参考2:<雨宮弘子氏の略歴>(PDF 10.6KB) |
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