プレスリリース 2005年

「東京電力グループ企業行動憲章」の制定について〜CSRとグループ経営の観点から、従来の企業行動憲章を改定〜

                            平成17年4月6日
                            東京電力株式会社

 当社は、本日、CSR(企業の社会的責任)に対する取り組みをグループ企業
が一丸となって推進するため、東電グループとして果たすべき行動理念のあり方
を定めた「東京電力グループ企業行動憲章」を制定いたしました。

 「東京電力グループ企業行動憲章」は、これまでの「東京電力企業行動憲章」
(平成9年11月制定、平成15年3月改定)をもとに、当社原子力発電所における
不祥事の反省から、「安全の最優先」や「企業倫理の遵守」などの価値観を全て
の企業行動の基盤として最優先に位置づけるなど、東京電力グループ全体として
果たすべき行動理念のあり方を再構築したものです。
 東京電力グループは、「エネルギーの最適サービスを通じて豊かな生活と快適
な環境の実現に貢献する」というグループ経営理念のもと、本憲章を全ての事業
活動の"よりどころ"として位置づけ、遵守することにより、社会的責任を着実に
果たしてまいる所存です。

 また、平成15年3月、「東京電力企業行動憲章」の精神を社内の隅々まで浸透
させるために制定した「企業倫理遵守に関する行動基準」についても、制定から
2年が経過したことから、社内外の情勢変化に適応するものとして、本日、あわ
せて改定いたしました。

 新たに制定した「東京電力グループ企業行動憲章」と改定した「企業倫理遵守
に関する行動基準」の特徴は以下のとおりです。

1.「東京電力グループ企業行動憲章」の主な特徴
 
 ・東京電力グループ中期経営方針「経営ビジョン2010」で示したグループ
  各企業が果たすべき社会的責任のあり方を明確化(全文)
 ・ステークホルダーのご期待に誠実に応え、信頼をいただきながら事業活動を
  推進していくことがCSRの基本であるという認識の表明(前文)
 ・「人間の尊重(安全最優先を含む)」「企業倫理の徹底」「透明な事業活動
  推進」を、事業活動を貫く基本姿勢として、最初に規定(第1,2,3条)
 ・人権については、国際社会の基本原則を守ることを明記するとともに、個人
  情報の保護も、その一側面として徹底を規定(第1条)
 ・「環境問題への積極的な取り組み」については、「地球環境問題の解決」、
  「循環型社会の構築」について言及(第5条)
 ・従業員が事業活動を支える基盤との認識にたち、「明るく元気な職場」をつ
  くることを明記(第7条)

2.「企業倫理遵守に関する行動基準」(改定後)の主な特徴

 ・「経営ビジョン2010」の第1の経営指針に規定された「社会の信頼を得
  る」という基本的姿勢を再定義(前文)
 ・個人情報保護の重要性に鑑み、個人情報保護法に沿った表現を盛り込むとと
  もに、位置づけを格上げ(1.ルールの遵守−第3条)
 ・人や仕事に対して誠実に取り組むことを基本姿勢として規定するとともに、
  「経営ビジョン2010」の第3の経営指針「人と技術を育てる」を踏まえ
  て、技術者倫理を念頭に、自己研鑽に努めることを規定(2.誠実な行動−
  第1条)
 ・明るく元気な職場をつくること、ステークホルダーとの対話やその期待に応
  えていく姿勢を明示(3.オープンなコミュニケーション−第2条)

                                 以 上

添付資料
・別紙1:「東京電力グループ企業行動憲章」制定にあたって(PDF 150KB) 
・別紙2:「東京電力グループ企業行動憲章」(PDF 77.7KB) 
・別紙3:「企業倫理遵守に関する行動基準」改定版(PDF 257KB) 
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