平成16年11月4日
東京電力株式会社
柏崎刈羽原子力発電所
本日、午前8時57分頃の地震に伴い当所7号機の原子炉が自動停止しました。
なお、当所1,2,3,5,6号機は、現在、定格熱出力一定運転を継続し
ております。また、4号機は定期検査中です。
現在、各プラントの点検を実施しております。
外部への放射能の影響はありません。(お知らせ済み)
当所7号機については、定格出力で運転中のところ、本日の地震発生直後、
「タービンスラスト軸受摩耗トリップ信号」(注)の発生によりタービンが自動
停止し、タービンの停止にともない原子炉自動停止に至ったことが確認されま
したので、お知らせいたします。
また、7号機のプラント状態は安定しており、停止後の操作を行っておりま
す。
現在、全号機の現場確認を実施しておりますが、これまでのところ、直接プ
ラントの運転にかかわるような設備被害は確認されておりません。
以 上
注:タービンスラスト軸受摩耗トリップ信号
タービンの静止部と回転部との接触を防止するため、タービンの軸方向の
軸受の摩耗状態を常に監視しており、摩耗によりタービンの軸ずれが基準
を超えた場合にタービンを自動的に停止させる信号。
・添付資料(PDF 21.1KB) |