平成16年9月7日
東京電力株式会社
このたび、当社におきまして、個人情報が含まれた電柱敷地業務に係わる書類が
盗難に遭うという事件が発生いたしました。
車上荒らしという犯罪行為に対し強い憤りを覚えますが、結果としてお客さまの
大切な情報を紛失するという事態となり、お客さまをはじめ関係者の皆さまに多大
なご迷惑、ご心配をおかけすることになりましたことを深くお詫び申しあげます。
電柱敷地交渉員は、平成16年9月3日(金)、業務を終えて車で帰宅する途中、
午後7時30分頃から9時頃の間に、神奈川県横浜市内の駐車場において車上荒らし
に遭い、業務書類を入れたカバン2個を盗まれました。当該交渉員は、事件発生後
に警察に被害届を提出いたしました。
盗まれたカバンの中には、電柱敷地に関する「現場調査票」や「電柱設置の承諾
書」等が入っており、236名分のお客さま情報(住所、氏名、電話番号、口座番号
等)が含まれておりました。
その後、当社関係者による現場捜索を実施いたしましたところ、9月5日(日)
午前9時頃、現場付近でカバン1個を発見し、171名分の個人情報を含んだ業務書
類を回収いたしました。
この結果、65名のお客さまの個人情報を紛失したことになりましたが、このうち、
51名のお客さまにつきましては、ご自宅を訪問しお詫び申しあげるとともに、この
たびの事情をご説明しております。まだ連絡のついていない残りの14名のお客さま
につきましても、継続的にご訪問をさせていただきます。
当社はこれまで、帳票類の管理に対し社外の持ち出しを最小限にとどめること、
また、やむを得ず持ち出す際は保管管理を厳重に行うこと等を指示してまいりまし
たが、このたびの事件を踏まえ、さらなる厳重・適正管理を徹底してまいります。
以 上
|