プレスリリース 2004年

パワードコムおよびテプコシステムズによるファミリーネット・ジャパンの株式取得について 〜東京電力グループが大京の新築マンションへインターネット・サービスを提供〜

                              平成16年8月25日
                            株式会社パワードコム
                          株式会社テプコシステムズ
                              東京電力株式会社
                                株式会社大京

 本日、株式会社パワードコム(本社:東京都港区 代表取締役社長兼CEO:中根
滋)と株式会社テプコシステムズ(本社:東京都江東区 代表取締役社長:小口 俊
夫)は、分譲マンション最大手の株式会社大京(本社:東京都渋谷区 代表取締役社
長:山崎 治平)の100%子会社で、同社分譲マンションへインターネット・サービス
を包括的に提供している株式会社ファミリーネット・ジャパン(本社:東京都渋谷区 
代表取締役社長:村山 茂)の全株式を取得いたしました(注1)。

 これまで東京電力グループは、パワードコム、テプコシステムズ、東京電力株式会
社(TEPCOひかり)の3社が、それぞれの特長を最大限に発揮しながらマンショ
ン向けインターネット・サービスを提供してまいりました。

 今後は、ファミリーネット・ジャパンを加えた4社が、近い将来普及が予想される
トリプルプレイ・サービス(注2)など、高付加価値ブロードバンド・サービスの企
画・運営面において相互協力し、毎年約8,000戸供給される大京の分譲マンションへ、
より質の高いサービスを提供してまいります。また、Everything over IPサービス(注3)
における業界での推進役となり、これからのユビキタス・ブロードバンド社会(注4)
を見据えた生活密着型サービスなど、より一層お客さまにご満足いただけるサービス
を開発・提供してまいります。

 大京と東京電力は、従来より、オール電化マンションへの技術協力をはじめとする
マンションの共同事業や「住宅性能評価」などにおいて、双方の協力関係のもとで業
務を推進してまいりましたが、このたびのファミリーネット・ジャパンの株式譲渡を
機に、より広範囲の分野に関する業務提携に向けて今後協議していく内容の覚書を締
結し、さらなる相互発展を目指した一層の協力関係を模索していくことといたしまし
た。
 今後も両社は幅広いパートナーシップのもと、グループの持つ経営資源を最大限に
活用し、お客さまに安心で快適な生活環境をお届けしてまいります。

                                   以 上

(注1)パワードコムが大京から全株式を譲り受け、同日付けで株式の10%をテプ
    コシステムズへ譲渡。

(注2)トリプルプレイ・サービス
    1,インターネット、2,IP電話、3,IP放送・VOD(Video On Demand)
    等映像サービスを一体で提供していくサービス

(注3)Everything over IPサービス
    音声をIPで運ぶIP電話にとどまらず、インターネット、映像・放送を
    含めたあらゆる情報をIPネットワークに乗せて提供していくサービス概
    念

(注4)ユビキタス・ブロードバンド社会
    あらゆる情報機器が広帯域ネットワークで結ばれ、誰もがいつでもどこで
    も情報をやりとりできる社会。ブロードバンドでの常時接続を前提とする
    大容量のデータ通信を基盤に、例えば、静止画像であったeビジネスの商
    品カタログが、動画のコマーシャルになったり、ビデオゲームやアニメの
    ようなエンターテイメント系の動画コンテンツが、PC・車載ディスプレイ・
    ゲーム機・情報家電へと自由に配信されるようになる。
 
別紙
・会社概要(PDF 9.13KB) 


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