平成16年8月3日
東京電力株式会社
平成16年度第1四半期の売上高は、前年同期比0.9%増の1兆1,510億円(単独で
は0.8%増、1兆1,213億円)、経常利益は前年同期比951億円増の848億円(単独で
は前年同期比902億円増の781億円)となりました。また、当期純利益は、前年同期
比627億円増の541億円(単独では前年同期比588億円増の501億円)となりました。
当社の平成16年度第1四半期の販売電力量は、5月中下旬および6月下旬の高気
温の影響で冷房需要が増加したことに加え、生産活動が回復基調で推移しているこ
とにより産業用需要が増加したことから、総販売電力量で前年同期比1.6%増の665
億kWhとなりました。
内訳としては、電灯は前年同期比2.7%増の200億kWh、電力は1.9%増の178億kWh、
特定規模需要は0.6%増の287億kWhとなりました。
収入面では、電気事業において、販売電力量が増加したものの、前年同期に燃料
費調整制度による収入の増加があった一方で、当期は調整がなかったことなどから、
電気料収入は前年同期比0.1%減の1兆780億円となりました。これに地帯間販売電
力料や他社販売電力料などを加えた売上高は、前年同期比0.9%増の1兆1,510億円
(単独では0.8%増、1兆1,213億円)、経常収益は前年同期比0.8%増の1兆1,590
億円(単独では0.8%増、1兆1,259億円)となりました。
一方、支出面では、電気事業において、原子力プラントの点検・補修工事による
修繕費の増加などがありましたものの、原子力発電の再稼動などによる火力燃料費
や購入電力料の大幅な減少があったほか、退職給与金の減などによる人件費の減少、
設備投資の抑制による減価償却費の減少等、業務運営全般にわたって一層の効率化
やコストダウンに努めた結果、経常費用は前年同期比7.4%減の1兆741億円(単独
では7.2%減、1兆477億円)となりました。
以 上
<参考資料>
・決算概要(PDF 16.8KB)
・収支比較表(当社単独)(PDF 7.62KB)
「第1四半期財務・業績の概況」「第1四半期決算補足資料」はこちらから |