プレスリリース 2004年

劇場用映画「HINOKIO(ヒノキオ)」製作への出資、参画について

                            平成16年4月28日
                            東京電力株式会社

 当社はこのたび、平成17年初夏に公開予定の劇場用映画「HINOKIO(ヒ
ノキオ)」(松竹配給)の製作に出資、参画することにいたしました。

 本作品は、明日というイメージの近未来を舞台に、母親の死をきっかけに「ひ
きこもり」になってしまった少年が、科学者である父から贈られた「HINOK
IO」という名の遠隔制御の介護ロボットを通じて、現実の社会に適応し、家族
愛や友情、初恋に目覚めていくという感動的な物語です。

 当社は、本作品のテーマである「社会とのつながりや人間同士のコミュニケー
ションの大切さ」という普遍的なテーマに共感するとともに、作品中で描かれる
IHクッキングヒーターやバリアフリー住宅、高速インターネットなど近未来の
生活シーンの「電化イメージ美術設計コンサルティング」として映画製作をサポ
ートすることにより、オール電化の魅力や情報化されたクリーンで快適な暮らし
をPRできることから、出資、参画を決定した次第です。

 「HINOKIO」は、ムービーアイ・エンタテインメント株式会社及びオー
ヴァーロード・ピクチャーズ有限会社が企画し、松竹株式会社、株式会社イマー
ジュ、ムービーアイ・エンタテインメント株式会社、ヒノキオ・パートナーズ有
限会社、株式会社レントラックジャパンそして当社の共同出資により製作されま
す。現在、実写部分の撮影が開始されており、CG合成作業を経て、本年12月末
に完成、松竹株式会社の配給により平成17年初夏の全国公開を予定しております。

 主な内容は以下のとおりです。

<映画作品概要>
 ■ タイトル:「HINOKIO(ヒノキオ)」
 ■ 監督:秋山貴彦(映画「河童」「ACRI」「ファイナル・ファンタジー」
           各VFX監督)
 ■ 脚本:米村正二(アニメ「頭山」昨年度米アカデミー賞ノミネート)
      秋山貴彦
      末谷真澄(「水の旅人」「河童」「モスラ」)

 ■ プロデューサー:牛山拓二(「最後の恋,初めての恋」「about 
                   love」)
 ■ 決定製作体制:松竹 イマージュ+ムービーアイ+
          HINOKIO PARTNERS+レントラックジャパ
          ン+東京電力
 ■ 配給:松竹
 ■ 出演:中村雅俊(父親役)/牧瀬里穂/原沙知絵/
      本郷奏多・多部未華子・堀北真紀・小林涼子/原田美枝子(母親役)

 ■ 映画公式ホームページ: www.hinokio-movie.com
 ■ ストーリー:
   事故で母を亡くし登校拒否となった12歳の息子との関係に悩む科学者の父
  親が、息子に2足歩行のリハビリ用ロボット「HINOKIO」を与えると
  ころから始まります。父はロボットを通じてでも息子との関係を再構築した
  いと考えたのです。少年は部屋からは出ず、自分の変わりにHINOKIO
  を遠隔操作することで、学校に「行く」ことができるようになります。しか
  し、HINOKIOを通して知る現実社会・友情、初恋、それはロボットを
  通じての疑似体験でしかありません。現実と非現実の境界線で生きる少年は、
  どのように変化していくのか?本作は最新鋭のCG技術を駆使しながら、観
  客に現実を生きる勇気という前向きで力強いメッセージを贈る、感動のファ
  ンタジー映画です。
 ■ 撮影予定:平成16年3月−5月上旬
 ■ 完成予定:平成16年12月末日
 ■ 公開予定:平成17年初夏(松竹配給)

                                    以 上

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