プレスリリース 2004年

豪州「ロイ・ヤンAプロジェクト」への参画について〜ヴィクトリア州最大の火力発電事業へ出資〜

                              平成16年4月8日
                              東京電力株式会社

 当社は、本日、豪州ヴィクトリア州において発電・炭鉱事業を行っている「ロイ・
ヤンA(Loy Yang A)プロジェクト」の権益取得に関する手続きを全て完了し、出資
参画をいたしました。

 本プロジェクトは、豪州ヴィクトリア州で最大のロイ・ヤンA火力発電所(石炭火
力、出力220万kW)と附属するロイ・ヤン炭鉱を買収し、全国電力市場管理会社
(NEMMCO)が運営するプール市場等で電力を販売するというものです。
 当社は、昨年6月、オーストラリアン・ガス・ライト社、コモンウェルス・バンク
・オブ・オーストラリア社等とともにプロジェクト運営会社である「グレート・エナ
ジー・アライアンス・コーポレーション社(GEAC)」を設立し、同7月には、同社
(GEAC)が売主である3社(CMSエナジー社、NRGエナジー社、ホライズン・エナジー社)
と株式売買契約を締結し、権益取得に関する手続きを進めてまいりました。

 当社は、このたびの参画にあたり、GEACの株式の32.5%にあたる2億豪ドル(約160
億円)を海外投資用子会社であるテプコ・インターナショナル社を通じて出資すると
ともに、今後数名の社員を派遣して技術的支援等を行う予定です。出資額は、当社の
海外IPP事業としては最大となります。
 本プロジェクトは、当社が保有する火力発電の運転・保守のノウハウを十分に活用
できることに加え、高い価格競争力を有していることから、投資に対し安定した収益
を期待できます。さらに自由化された豪州の電力市場において電力ビジネスに関する
ノウハウの取得も期待されます。

 当社の豪州における火力発電事業への参画はタロング・ノース発電事業に続き2件
目となりますが、当社は、このほかに台湾、ベトナム、アラブ首長国連邦での発電事
業や国内外で風力発電事業を行うユーラスエナジーホールディングスへの参画等も行
っており、新たな成長・発展をめざし、引き続き積極的に海外事業を展開してまいり
ます。

                                   以 上


[別紙]ロイ・ヤンAプロジェクトの概要(PDF 97.4KB) 
[参考]オーストラリアの電力事情(PDF 184kB) 
pdfデータをご覧になるにはAcrobatリーダーが必要です。 アクロバットリーダー



	

	



			
			
		

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