平成15年7月30日
東京電力株式会社
当社はこのたび、「地球と人とエネルギー 〜TEPCO環境行動レポート2003〜」
を発行いたしました。本レポートは、環境に関する情報開示資料として1992年度
から毎年公表しているもので、今回で12冊目となります。
本レポートは、昨年版に続き、「環境編」「経済編」「社会編」「統合編」の
4編で構成されており、持続可能な発展へ向けて、「環境保全」「経済効率」「社
会的責務」という3つの側面(Triple bottom line)を統合的に達成していくた
めの取り組みや実績についてご紹介しております。
とりわけ、今年のレポートでは、「社会的責務」という観点から、当社原子力
発電所の点検・補修作業に関わる一連の不祥事の再発防止を最優先のテーマとし、
「しない風土」と「させない仕組み」の構築に向けた当社の取り組みについて特
集をいたしております。
また、レポート作成にあたっては、従来から読者の皆さまや「東京電力環境顧
問会(注1)」のご意見等をいただきながら進めておりますが、さらなる信頼性
確保を目的として、今回から新たに独立第三者機関である「新日本環境品質研究
所(注2)」による検証を実施し、その結果についても掲載いたしました。
さらに、読者の皆さまからのご意見をふまえ、従来レポートの中に掲載していた
「資料編」などの一部情報を当社ホームページ内の「インターネット版環境行動
レポート」へ移行させスリム化を図ったほか、当レポートのポイントだけを平易
にまとめたパンフレット「TEPCO環境ハイライト 2003」を新たに作成するなど、
情報提供ツールの多様化にも取り組んでおります。
2003年版環境行動レポートの主な特徴は次のとおりです。
・TEPCO環境行動レポート2003の特徴(PDF 34.1KB)
・主な環境指標の実績および将来目標(PDF 34KB)
(注1) 東京電力環境顧問会
企業外部の第三者(有識者・専門家の方々など)を委員とし、当社の
環境問題への取り組み等への助言・指導をいただく会合。(1993年度
より毎年開催)
(注2) 新日本環境品質研究所
当社の会計監査を行っている新日本監査法人の子会社。企業の環境管
理業務の審査やコンサルトなどを手がけている。
以 上
|