平成14年11月15日
東京電力株式会社
当社は、原子力安全・保安院の指示(注)にもとづき、原子力施設の総点検
等を行ってまいりましたが、本日、「原子力施設にかかる自主点検作業の適切
性確保に関する総点検中間報告書」をとりまとめ、原子力安全・保安院に提出
いたしましたのでお知らせいたします。
調査結果としては、「技術基準違反」や「報告義務違反」等の新たな不正は
みられませんでしたが、行政当局等へ情報提供を行うことが望ましかったと考
えられるものが5件認められました。
具体的には別添報告書のとおりですが、いずれも安全上の問題はなく、法令・
通達等にもとづく行政当局への報告対象ではないと判断したもので、全て修理
または取替済みであります。
また、本日、9月20日付経済産業大臣からの指示文書「原子力発電所再循環
配管におけるひび割れの疑いに係る報告徴収について」に対する報告書も提出
いたしました。概要は添付資料のとおりです。
今後も、来年3月の総点検最終報告に向け、全力をあげて調査に取り組んで
まいります。
以 上
(注)・「自主点検作業の適切性確保に関する総点検について」(14年8月30日)
・「原子力発電所再循環配管に係る点検・検査結果の調査について」
(14年9月20日)
・「原子力施設にかかる自主点検作業の適切性確保に関する総点検の今後の進
め方について」(14年9月26日)
・「福島第一原子力発電所1号機における格納容器漏えい率検査の偽装を踏ま
えた厳格な検査の実施等について」(14年10月28日)
「原子力施設にかかる自主点検作業の適切性確保に関する総点検中間報告書」
「原子力炉再循環系配管に係る報告徴収に対する報告について」(PDF 562KB)
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