平成14年9月2日
東京電力株式会社
既にお知らせしておりますとおり、当社は現在「原子力発電所における点検・
補修作業に係わる不適切な取り扱い」についての調査を実施しております。この
うち、現在も不適切な取り扱いが行われた可能性のある機器を使用しているプラ
ントについては、安全評価を行い全てについて構造上十分な強度を保ち安全上支
障のないことを確認しております。(8月29日お知らせ済み)
地元の皆さまを始め多くの方々に、ご心配をおかけしておりますことを改めて
お詫び申し上げます。
当社はこのたび、地元からのご意見等を踏まえ、ご安心をいただけるよう、本
調査の対象となっているプラントのうち、シュラウドにインディケーション(ひ
びまたはその兆候の疑い)があるプラントを対象として順次計画的に停止するこ
とと致しました。
停止にあたっては、今回指摘されているシュラウドの当該部位の「ひびまたは
その兆候の疑い」について点検を実施し、合わせて他の部位の溶接線についても
点検を致します。その結果につきましては、速やかに公表させていただきます。
なお、停止予定は以下の通りです。
福島第一原子力発電所4号機(9月中旬~)
福島第二原子力発電所2号機(10月下旬~)
福島第二原子力発電所3号機(9月上旬~)
福島第二原子力発電所4号機(9月下旬~)
柏崎刈羽原子力発電所1号機(9月3日~)(注)
(注)当初9月24日予定の定期検査を9月3日午前0時から前倒しして
開始いたします。
以 上
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