プレスリリース 2002年

平成13年度決算について



                                                         平成14年5月20日
                                                         東京電力株式会社

  平成13年度の売上高は、前年度比0.7%減の5兆2,205億円(単独では1.8%減、
5兆1,296億円)、経常利益は前年度比3.6%増の3,428億円(単独では0.2%減、3,195
億円)、当期純利益は有価証券評価損などによる特別損失を計上したことなどから前
年度比3.0%減の2,017億円(単独では8.4%減、1,862億円)となりました。

 当社の販売電力量は、8月と9月の低気温や暖冬による冷暖房需要の減少や景気後
退に伴う生産調整の影響などから、全体として前年度の実績を下回りました。内訳と
しては、電灯は前年度比1.1%減の851億kWh、電力は前年度比1.5%減の1,153億kWh、
特定規模需要は前年度比3.2%減の751億kWhとなり、電灯と電力および特定規模需要
をあわせた総販売電力量は前年度比1.8%減の2,755億kWhとなりました。販売電力量
が前年度比でマイナスの伸びとなるのは、昭和55年度以来21年ぶりとなります。

 収入面では、電気事業において、販売電力量が減少したことに加え平成12年10月か
らの電気料金引下げなどにより、電気料収入が前年度比1.9%減の4兆9,889億円とな
りました。これらにより、売上高(営業収益)は前年度比0.7%減の5兆2,205億円
(単独では1.8%減、5兆1,296億円)、経常収益は前年度比0.5%減の5兆2,514億円
(単独では1.8%減、5兆1,560億円)となりました。

  一方、支出面では、電気事業において、金利低下などによる支払利息の減少や、販
売電力量の減少による燃料費の負担減に加えて、減価償却費の減少や修繕費削減など
業務運営全般にわたるコストダウンに努めたことから、その他費用の増加はありまし
たものの、経常費用は前年度比0.7%減の4兆9,085億円(単独では1.9%減、4兆8,364
億円)となりました。

                                                                 以 上


(添付資料)
決算概要 PDF版(41KB)
当社単独決算の概要 PDF版(38KB)
平成14年度の見通し PDF版(29KB)
経営方針 PDF版(104KB)


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