平成14年4月26日
三井物産株式会社
東京電力株式会社
三井物産株式会社(以下「三井物産」という)と東京電力株式会社(以下
「東京電力」という)は、関東天然瓦斯開発株式会社(以下「関東天然ガス」
という)の発行済議決権株式を保有することで合意し、本日株式の売買契約書
を締結しました。本件は、三井化学株式会社より三井物産が取得した株式の一
部を東京電力に引き渡すものであり、本件に伴う取得株数は三井物産・東京電
力それぞれ3,050,000株(5%)となります。
三井物産は、従来アブダビ・西豪州・カタール・オマーン・サハリン等での
液化天然ガス(LNG)プロジェクト開発とその輸入に取組んでおりますが、規
制緩和の流れの中で、クリーンエネルギーである天然ガスの日本における更な
る利用促進を図るべく、天然ガス関連分野での更なる展開へ向けた取組みを強
化しております。
東京電力は、従来から発電用燃料として天然ガスを導入しており、ガス販売
事業についても平成13年1月から関東天然ガスの子会社である大多喜ガス(株)へ
の卸販売を開始するなど着実に推進しております。本年3月1日にはガス・カン
パニーを発足させ、今後一層ガス販売事業を推進していくこととしています。
関東天然ガスは、千葉県下で天然ガスの開発・採取・販売及びヨードの製造
・販売を行っております。三井物産及び東京電力は、今後の日本のエネルギー
供給における天然ガスの重要性と可能性に鑑み、関東天然ガスの株式を安定株
主として保有することは、両者の今後のガス関係事業の推進にとってメリット
があると判断し、今回の合意に至りました。今後、両者は天然ガス関連事業で
の協力と更なる事業展開に関して、関東天然ガスと協議を進める予定です。
以 上
|