平成14年3月14日
東京電力株式会社
平成14年賞与について、本日午後4時30分、東電労組との間で、以下のとおり妥
結いたしました。
半期 一人当たり 1.5か月+310,000円
・ 昨年は1.5か月+327,000円
・ 支給月数は 4.66か月で昨年に比べ0.13か月分の減
・ 年間総額は 1,763,000円で昨年に比べ12,000円の減
電気事業においては、新規事業者による自前の発電所建設などの新たな動きがみ
られるとともに、自家用発電設備を導入する動きが急速に広まりつつあるなど、競
争が本格化しております。当社はこの4月から平均7.02%の電気料金値下げを実施
いたしますが、厳しい競争を勝ち残るためには、聖域なき費用削減をさらに推進し、
経営体質を強化していくことが喫緊の課題であり、賃金・賞与についても競争に耐
えうる総人件費の視点に立って決定していく必要があります。
今年の交渉は、こうした極めて厳しい情勢の下で行われ、組合は、経営諸課題へ
の組合員の努力と成果を考慮すべきであり、競争の進展に対応するには組合員の協
力とロイヤリティーの維持が不可欠であると主張し、交渉は難航を極めましたが、
最終的に以上のとおり妥結をみるにいたりました。
(参考)
・今次交渉においては、組合からベースアップ要求はありません。
平成12年、13年とベアゼロで妥結しておりますので、3年連続のベアゼロにな
ります。
・春季交渉終了後に、定期昇給制度を含めた給与制度の見直しについて、労使で
論議を交わしていくこととしております。
以 上
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