プレスリリース 2001年

柏崎刈羽原子力発電所3号機用MOX燃料の輸入燃料体検査合格および同3号機の定期検査計画書の提出について



                         平成13年4月13日
                         東京電力株式会社


 当社は、柏崎刈羽原子力発電所3号機用のMOX燃料28体につきまして、
本日、経済産業省より輸入燃料体検査の合格証を受領いたしましたので、
お知らせいたします。同3号機におけるプルサーマル計画は平成11年3月
31日に新潟県、刈羽村から、同年4月1日に柏崎市から安全協定に基づく
事前了解をいただき、本年3月には欧州からの海上輸送を終えてMOX燃
料を発電所内へ搬入するなど、諸準備を進めているところです。

 また、当社は本日、柏崎刈羽原子力発電所3号機の定期検査計画書を国
に提出いたしました。
 当社といたしましては、今後も安全を最優先に、地元の皆さまのご理解
を賜りながら、今回の同3号機での定期検査においてMOX燃料の装荷が
できるよう、引き続き全力で取り組んでまいります。
 具体的には、地元のご理解を得るべく引き続き努力し、その状況を踏ま
えたうえで、定期検査期間中における当該燃料の装荷時期までに判断する
ことといたします。


                              以 上

                             (参考)

  柏崎刈羽原子力発電所3号機におけるプルサーマル計画について


1.概要
  ウラン資源の節約と有効利用等の観点から、柏崎刈羽原子力発電所3号
機においてプルサーマル計画(ウラン・プルトニウム混合酸化物燃料    
[MOX燃料]の採用)を実施する。
  柏崎刈羽原子力発電所3号機では、最初にMOX燃料28体を装荷する計
画で、以降、順次MOX燃料を装荷していくが、MOX燃料の炉心装荷体
数は最大で312体であり、炉心装荷率は1/3程度までとなる。

2.経緯
平成11年 2月24日  新潟県ならびに柏崎市、刈羽村へ安全協定に基づく  
          「事前了解願い」提出
平成11年 3月31日  新潟県ならびに刈羽村よりプルサーマル計画の事前  
         了解
平成11年 4月 1日  柏崎市よりプルサーマル計画の事前了解
                 原子炉設置変更許可申請
平成12年 3月15日  原子炉設置変更許可
平成12年10月26日 通商産業省(現 経済産業省)に第一回取替用MOX
         燃料28体の輸入燃料体検査申請
平成13年 3月24日 MOX燃料28体を柏崎刈羽原子力発電所に搬入
平成13年 4月13日  第一回取替用MOX燃料28体の輸入燃料体検査に合格


                              以 上



ページの先頭へ戻ります

公式アカウント:
  • 東京電力 公式Xアカウントのご案内ページへリンクします
  • facebook公式アカウントサイトへリンクします
  • Instagram公式アカウントサイトへリンクします
  • youtube公式アカウントサイトへリンクします
  • 東京電力 公式LINEアカウントのご案内ページへリンクします