(財)東電記念科学技術研究所の研究助成テーマ等について
~大学の基礎研究活動へ積極助成~
平成13年3月12日
東京電力株式会社
財団法人東電記念科学技術研究所は、大学の基礎研究の積極的な推進や
若手研究者の育成を目的として、助成を中心とした活動を進めております。
同研究所では、このたび理事会を開催し、平成13年度から実施される新
規の研究助成等(年間総計67件、7,844万円)について次のとおり決定いた
しました。
○研究助成:別添一覧に示す創造的な基礎研究新規6件、継続分8件、合
わせて14件に助成
[金額:5,732万円]
○国際技術交流援助:若手研究者の国際交流を支援するため28件に援助
[金額:822万円]
○奨学金給付:関東一円の大学の電気工学専攻または原子力工学専攻の大
学院生に給付(25件)
[金額:1,290万円]
同研究所(昭和13年に設立)は、東京電力株式会社の前身である東京電
燈株式会社の開業 100周年を記念して、昭和61年度に助成事業を拡大し
(開始は昭和32年)、国内の大学に所属する若手研究者(概ね40才以下)
を対象とした電気事業にかかわる基礎研究の助成や海外の研究者との交流
を支援するための援助、大学院生を対象とした奨学金の給付を行っており
ます。これまでの本事業に対する応募は、全国95大学から1,650人を上回っ
ており、この内、助成対象は81大学673人、総額13億8,509万円におよびま
す。(昭和61年度から平成12年度までの累計)
同研究所の助成を受けた若手研究者の中には、国内外の学会等から各種
の賞を得た方も多く、同研究所の助成活動は、わが国の創造的基礎研究の
推進や国際的な技術交流の促進につながるものと考えております。
以 上
|