平成13年１月15日
                                                   東京電力株式会社


　当社・福島第二原子力発電所１号機（沸騰水型、定格出力110万キロワッ
ト）は、定格出力で運転中のところ、１月13日午後５時頃、原子炉内に20
台設置されているジェットポンプ(注)のうち１台の流量指示値に変動が認
められました。出力等他の計測値に異常は見られませんが、原因を特定す
るため、原子炉を停止して点検することといたしました。
  このため、本日正午より出力降下を開始し、午後10時頃原子炉を停止す
る予定です。
　また、これによる外部への放射能の影響はありません。

　なお、原子力安全・保安院による国際原子力事象評価尺度（ＩＮＥＳ）
の暫定評価では、０－ とされております。

                                                          以　　上

(注)再循環ポンプにより加圧された水を利用し、原子炉内の冷却水を循環
　  させる回転部を持たない静止型のポンプであり、原子炉内に20台設置
　　されています。