平成13年1月11日
東京電力株式会社
欧州から日本への第2回MOX燃料輸送(柏崎刈羽原子力発電所3号機
向け)に係る情報の公表については、日英仏の3国政府及び事業者間で
調整を進めてまいりましたが、下記のとおり公表することといたしました
ので、お知らせします。
記
1.欧州からの出発日、輸送船名、欧州における積み出し港名、燃料体数
及び輸送容器数については、欧州からの出発予定日の原則として2日前
に公表します。
2.輸送ルート及び日本到着のおおよその時期については、欧州からの出
発の1日後に公表します。
なお、仏国および英国におけるお問い合わせ先は、別紙のとおりです。
以 上
[別紙]
○仏国におけるお問い合わせ先
Mr. Herve HACARD, Communication Department, COGEMA/La Hague
Tel: (+33) 2 33 02 63 22
Mr. Yves GAUTIER, COGEMA Press office, COGEMA/Velizy
Tel: (+33) 1 39 26 31 56
○英国におけるお問い合わせ先
Mr. Bill ANDERTON, BNFL Press Office/Risley
Tel: (+44) 1925 832450
以 上
<「出発」の意味>
MOX燃料輸送は、2船が相互に護衛しながら航行する方法である。今
回の情報公開における「欧州からの出発日」とは、2隻の輸送船が英仏領
海から離れ、船団を組んで日本へ向けて航行を開始するタイミングのこと。
<輸送方式(第1回MOX燃料輸送と同様の方法)>
・武装した2隻の英国船籍の専用輸送船(PNTL社所有)が、相互に護
衛しながら航行。
・輸送船には、武装したAEAC(英国原子力庁警察隊)が護衛官として
乗船。
・海上輸送の責任はBNFL。公海における護衛の責任は原則として英国
政府。
・英国および仏国領海内の護衛は、英国、仏国各々の政府。日本領海内は
海上保安庁が護衛。
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