五井火力発電所ガス圧力差第1号機設置計画の電源開発基本計画への組み入れについて
平成12年10月20日
東京電力株式会社
本日、第144回電源開発調整審議会において、当社の五井火力発電所ガス圧力差
第1号機(出力7,700kW)の建設計画が、国の電源開発基本計画に組み入れられま
した。
五井火力発電所ガス圧力差第1号機は、五井火力発電所で発電に使用するため
に、富津火力発電所(千葉県富津市新富)内のLNG基地からガス導管で供給し
ている高圧ガスを低圧ガスに減圧する際のガス膨張エネルギーを活用した発電設
備です。
なお、当計画ではこうした未利用エネルギーの有効活用に加えて、タービンや
発電機などの主要な発電設備についても、平成11年3月に廃止した東扇島冷熱発
電設備(神奈川県川崎市川崎区東扇島)の一部を再利用することとしております。
発電所の建設計画の概要は以下の通りです。
1.所 在 地 千葉県市原市五井海岸
2.敷地面積 約40万m2(ガス圧力差第1号機敷地面積 約4千m2)
3.出 力 7,700kW
4.発電方式 ガス直接膨張方式
5.工 期 着工予定 :平成13年12月
営業運転開始予定:平成15年3月
以 上
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