プレスリリース 2000年

定期検査中の福島第一原子力発電所4号機の発電開始について



                                                 平成12年9月18日
                                                 東京電力株式会社


 当社・福島第一原子力発電所4号機(沸騰水型、定格出力78万4千キロ
ワット)は、平成12年5月17日以来、第17回定期検査を実施してまいりま
したが、9月15日午前0時7分発電を開始いたしました。
 今後、所管官庁の総合負荷性能検査を受け、10月中旬頃に定期検査を終
了する予定です。

 今回実施した主な工事は以下のとおりです。

(定期検査中に実施した主な工事)

1.燃料集合体の取替え
    燃料集合体548体中116体を取り替えました。なお、取替燃料のうち
  96体については、燃料の効率的な使用および使用済燃料の発生量の低
  減を目的とした9×9燃料を装荷しました。
2.出力領域計装検出器の取替え
   出力領域計装検出器31本中8本を取り替えました。
3.圧力抑制室の塗装修理工事
   圧力抑制室内の防錆のため、再塗装を実施しました。
4.アクシデントマネジメント対策工事
      アクシデントマネジメント(注)対策として、原子炉減圧の自動化、
    耐圧強化ベント設備の追加等の工事を実施しました。

                                                          以  上

(注)アクシデントマネジメントとは、原子炉施設の安全性に関し、その
安全性をより一層高めるために努力を重ねることが大切であるとの観点か
ら、原子炉の設計における多重防護の配慮に加えて、現実には起こるとは
考えられない炉心損傷に至る事故(シビアアクシデント)に対しても、そ
の発生の防止、影響を緩和するための措置を講じておくというもので、原
子炉設置者である電力会社が自主的に行うこととしています。


<参考>当社原子力発電所の現況

福島第一・1号機( 46万キロワット)        運転中
      2号機( 78万4,000キロワット)   定期検査中
       3号機( 78万4,000キロワット)   運転中
       4号機( 78万4,000キロワット)   9月15日から発電開始
       5号機( 78万4,000キロワット)   定期検査中
      6号機(110万キロワット)        運転中
福島第二・1号機(110万キロワット)        運転中
       2号機(110万キロワット)        運転中
       3号機(110万キロワット)        運転中
      4号機(110万キロワット)        定期検査中
柏崎刈羽・1号機(110万キロワット)        運転中
      2号機(110万キロワット)        運転中
       3号機(110万キロワット)        運転中
       4号機(110万キロワット)        運転中
      5号機(110万キロワット)        定期検査中
      6号機(135万6,000キロワット)   運転中
      7号機(135万6,000キロワット)   運転中



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