プレスリリース 2000年

福島第一原子力発電所2号機の手動停止について



                               平成12年7月23日
                               東京電力株式会社


 当社・福島第一原子力発電所2号機(沸騰水型軽水炉:定格出力78万4千キロ
ワット)は定格出力で運転中のところ、本日午後9時03分にタービン制御油タ
ンク油面低の警報が発生したため、直ちに現場確認を行ったところタービンバイ
パス弁付近からタービン制御油の漏えいが確認されました。このため、同9時
10分より出力降下の操作を開始し、同9時17分に原子炉を手動停止いたしま
した。
 また、同9時31分に当該弁のタービン制御油供給弁を閉めた結果、漏えいは
止まりました。
 現在原因を調査中です。
 なお、本事象による外部への放射能の影響はありません。
 また、非常用炉心冷却系(ECCS)の作動はありません。


                                 以 上
        
                     








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