プレスリリース 2000年

柏崎刈羽原子力発電所2号機の原子炉手動停止について



                             平成12年6月29日          
                           東京電力株式会社          

 当社・柏崎刈羽原子力発電所2号機(沸騰水型、定格出力110万キロワット)
は定格出力にて運転中のところ、本日午前10時10分頃、パトロール中の運転員
が、タービン建屋地下3階の高圧タービン下部にあたるエリアに水たまりがあ
り、上部より水が滴下(1秒に1滴程度)しているのを発見しました。
 漏えい水はタービン系蒸気の凝縮水と考えられますが、現在の漏えい量は僅
かであり、直ちに運転継続に支障を及ぼすものではありません。しかし、漏え
い箇所の特定と原因調査のため、原子炉を手動停止することとし、本日午後1
時より原子炉の出力降下を開始することとしました。
 なお、漏えい水に含まれる放射能量は極く僅かであり、これによる外部への
放射能の影響はありません。
 また、非常用炉心冷却系(ECCS)の作動はありません。
 資源エネルギー庁による国際原子力事象評価尺度(INES)暫定評価では、
0-とされております。
                                以 上



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