プレスリリース 2000年

「ミレニアム産業賞」の受賞について



                                                        平成12年5月2日
                                                        東京電力株式会社


 当社はこのたび、国際商業会議所(ICC注1))及び国連環境計画(UNEP
注2))が環境保全面で特に優れた経営をすすめている企業に贈る「ミレニアム産
業賞」を受賞することとなりました。受賞式はハンガリー・ブダペストで、5月5
日午後5時30分(現地時間)<日本時間5月6日午前0時30分>からICC世界大
会行事の一環として行われます。

 「ミレニアム産業賞」は、西暦2000年を記念し、ICCとUNEPが共同で始め
た表彰制度で、環境保全の分野で優れた成果を上げた企業を表彰することによって、
各国企業の環境への取り組みを促進することをめざしており、今回はその第1回目
の表彰であります。

 表彰対象の選考は、各国・地域にあるICC国内委員会注3)の推薦に基づき、
ICCとUNEPが任命した委員によって最終的に行われます。今回は、世界で38
の企業が推薦された上で、最終選考(3月28日)の結果、当社を含む12社が初の受
賞者として選ばれました。なお、わが国では当社が唯一の受賞です。

 当社は、今回の受賞を大変名誉なことと受けとめるとともに、今後とも引き続き
環境保全を経営の最重要課題と位置づけ、自主的かつ積極的に環境保全に取り組ん
でまいります。
                                   以 上

注1)ICC:(International Chamber of Commerce)
    1919年設立の国際的民間産業団体で、本部はパリにあり、会長はアドナン・カ
    サール(Adnan Kassar)氏。約130の国・地域にわたり、7,000を超える企業な
    どからなる。
    国際貿易・国際投資などの促進、競争原理に基づく市場経済システムの発展な
    どを目的としており、国際機関に対する意見表明や政策提言、国際取引慣習に
    関するルール作りなどを行っている。

注2)UNEP:(United Nations Environment Programme)
  1972年に設立された国連機関。その目的は、国連諸機関が実施
  している環境に関する種々の取り組みの総合的な調整・管理、
  および環境に関する国際協力の推進である。

注3)ICC国内委員会:
    各国においてICCを代表する組織。わが国では、125の企業と28の団体で組織
   (4月1日現在)されており、会長はセイコー(株)会長の服部禮次郎氏。



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