プレスリリース 2000年

福島第二原子力発電所1号機における制御棒位置指示系の不具合について



                                               平成12年1月1日    
                                               東京電力株式会社    
                                              
 本日、当社・福島第二原子力発電所1号機(沸騰水型、定格出力110万キ
ロワット)において、午前8時58分頃「制御棒位置指示系重故障」の警報
が発生し、制御棒の位置表示が行われなくなりました。その後、同午前11
時15分頃、制御棒位置指示系盤のエラー表示器の動作不良を確認いたしま
した。しかしながら、現状ではプロセス計算機により制御棒の位置は確認
できており、運転には影響はありません。詳しい状況および原因について
は、現在調査中です。
  なお、これによる発電所周辺への影響はありません。
                                      (1月1日13:30発表済)

 調査の結果、制御棒位置指示系の制御電源やCPU(中央演算処理装置)
は正常でありましたが、画面表示を行う制御器基板の内蔵時計を確認した
ところ、2036年2月6日となっていたことが分かりました。このため、内
蔵時計を2000年1月1日に修正したところ、午後2時12分に当該指示系の
表示が正常に復帰しました。
  なお、原因については、引き続き調査を行います。

                                                            以 上


(INESによる暫定評価)

      基準1    基準2    基準3    評価レベル
      -            -          0-           0-



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