ヤマネ(ニホンヤマネ) 体長6~9.6cm、体重10~22gほど。天然記念物。環境省による日本版レッドデータブック『準絶滅危惧種』
日本の天然記念物。げっ歯目ヤマネ科のニホンヤマネは日本固有種の哺乳類です。日本に生息する哺乳類の中でも最も最古参の種で「生きた化石」とも呼ばれています。主に木の実や種子、昆虫類などを好み、夜行性で単独性です。樹上で生活しますが、決まった巣やなわばりをもちません。冬は体重が通常の2~3倍になるほどの脂肪をたくわえて、土中や雪中、樹洞(じゅどう)などで越冬します。尾瀬では、山小屋の布団の中で冬眠しているヤマネを発見することもあります。