ツキノワグマ 成体で全長1.2~1.5m、体重最大220kgほど。胸部の三日月型の模様が特徴。
ツキノワグマは食肉目クマ科に属する哺乳類です。主に山地に生息し、春季は木の芽や草花など、夏は昆虫類も食べます。秋季には冬にそなえ、木の実などを食べ、12月中旬から4月初旬まで岩穴や樹洞で冬篭もりします。この間にメスは1~2頭の子供を産みます。尾瀬では山の鼻などの山地部分で頻繁に目撃例があります。山中で遭遇した場合は、あわてずさわがずゆっくりその場を離れましょう。鈴などを身につけて歩くことで熊が近寄らないように対処することも必要です。