2018年1月29日
東京電力ホールディングス株式会社
福島第一廃炉推進カンパニー

福島第一原子力発電所の状況について、以下のとおりお知らせいたします。

下線部が新規事項)

【継続実施中の主な作業】
<1~3号機使用済燃料プールからの燃料取り出し>
・2017年1月17日 3号機の燃料取り出し用カバー等の設置作業を開始。
     7月31日 燃料取り出し用カバードーム屋根の吊り上げ、組み立て作業を開始。
<処理水貯留タンク>
・2015年5月27日 フランジボルト締めタイプの貯留タンクの解体開始。
<陸側遮水壁>
・2017年8月22日 完全閉合に向けた凍結運転を開始(第三段階)。

【サブドレン他水処理施設の状況】
サブドレン他水処理施設の状況

【構内および海洋のサンプリング調査の状況】
・海水(港湾内、港湾外近傍、1~4号機取水口内)、地下水(1~4号機護岸、H4・H6タンクエリア周辺、地下貯水槽周辺、地下水バイパス)、排水路等の水質調査を実施した結果、至近の分析値と比較して有意な変動はなし。

※サンプリング結果の詳細については当社ホームページをご参照ください。
<福島第一原子力発電所周辺の放射性物質の分析結果>
http://www.tepco.co.jp/decommision/planaction/monitoring/index-j.html
<福島第一原子力発電所における日々の放射性物質の分析結果>
http://www.tepco.co.jp/decommision/planaction/monitoring2/index-j.html

【原子炉および使用済燃料プールの冷却状況】
<原子炉>
・1~3号機原子炉への注水を継続中(各号機ともに冷温停止状態を継続中)。
<使用済燃料プール>
・1,2,3,5,6号機使用済燃料プールの安定冷却を継続中(4号機は燃料取り出し済み)。
・6号機使用済燃料プール(以下「SFP」という。)については、使用済燃料プール冷却浄化系(以下「FPC系」という。)にて冷却しているが、FPC系を冷却している補助海水系の機器点検を行う(1月17日~2月2日)ため、SFP冷却をFPC系から残留熱除去系(以下「RHR系」という。)による冷却へ切り替えを行い、補助海水系の機器点検後は、SFP冷却をRHR系からFPC系による冷却に戻す。
  スケジュールおよび実績は以下の通り。
   1月17日午前9時41分~午前10時37分
    ・FPC系からRHR系非常時熱負荷モードに切り替え
    ・SFP水温度15.8℃(停止時15.1℃)
   2月2日午前10時~午後4時(約6時間停止)
    ・RHR系非常時熱負荷モードからFPC系に切り替え
  冷却停止中のSFP水温度上昇は約1.3℃と評価(温度上昇率:約0.204℃/h)
・2号機使用済燃料プール(以下、「SFP」という。)循環冷却系については、2号機SFP循環冷却設備信頼度向上対策工事において、SFP循環冷却設備一次系に近接する作業を実施することから、安全確保のため1月29日午前6時12分SFP循環冷却系一次系、午前6時32分SFP循環冷却系二次系を停止し、冷却を停止。冷却停止時のSFP水温度は28.3℃
2月3日午後7時までの予定で当該設備を全停。冷却停止中のSFP水温度上昇は約15.7℃と評価(温度上昇率:約0.117℃/h)。

【1~6号機の状況】
※プラント関連パラメータ等の詳細については当社ホームページをご参照ください。
<水位・圧力・温度など>
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/f1/pla/index-j.html
<滞留水の水位・移送、処理の状況>
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/tairyusui/index-j.html

以 上

添付資料

参考資料(最終更新日時:2017年12月31日)

参考資料(最終更新日時:2016年12月31日午後3時)

参考資料(最終更新日時:2015年12月31日午後3時)

参考資料(最終更新日時:平成26年12月31日午後4時)

参考資料(最終更新日時:平成25年12月31日午後3時)

参考資料(最終更新日時:平成25年10月22日午後3時)

参考資料(最終更新日時:平成24年4月7日午後3時)

※上記資料の最新版は、【「東北地方太平洋沖地震による影響などについて」実績ファイル】ページをご覧ください。