2026年10月29日
東京電力ホールディングス株式会社

 当社は、本日、2026年度第2四半期(中間期)(2026年4月1日~2026年9月30日)の連結業績についてとりまとめました。

 詳細は添付の資料をご確認ください。

以 上

添付資料
・決算概要

・「決算短信等」についてはこちらをご覧ください。

<2026年度第2四半期(中間期)決算発表における弊社副社長の山口の説明内容>
東京電力ホールディングスの山口でございます。2026年度第2四半期決算の概要をご説明いたします。

まず、第2四半期決算のポイントをご説明します。売上高は、前年同期比1,210億円増の3兆2,713億円と、4年ぶりの増収となりました。これは東京電力エナジーパートナーにおいて、競争の激化などにより、販売電力量が減少したものの、東京電力パワーグリッドにおいて、需給調整に係る売り上げが増加したことなどによるものです。
経常損益は前年同期比1,915億円減の906億円の利益と、2年ぶりの減益となりました。これは東京電力エナジーパートナーとパワーグリッドにおいて、燃料・卸電力市場価格の高騰等に伴い、主に電気の調達費用が増加したことなどによるものです。
親会社株主に帰属する中間純損益は、前期に計上した災害特別損失の反動減などにより、前年同期比7,651億円増の527億円の利益となりました。

続いて、2026年度の業績予想ですが、現時点におきましても、中東情勢等の影響を受け、燃料価格等の見通しが不透明でございますので、具体的な業績予想をお示しできる状況にないということから、「未定」とさせていただいております。

セグメント別の経常損益について、ご説明します。
東京電力ホールディングスは、子会社からの受取配当金の増加などにより、前年同期比1,557億円増の2,980億円の利益となりました。
東京電力フュエル&パワーは、JERAにおける国内火力・ガス事業利益や、燃料事業利益の増加などにより、前年同期比601億円増の1,328億円の利益となりました。
東京電力パワーグリッドは、需給調整に係る費用の増加などにより、前年同期比1,185億円減の245億円の損失となりました。
東京電力エナジーパートナーは、調達単価の増加、販売電力量の減少などにより、前年同期比1,787億円減の708億円の損失となりました。
最後に、東京電力リニューアブルパワーでございますが、卸電力販売の増加などにより、前年同期比149億円増の583億円の利益となりました。
期ずれ影響を除いた経常損益の額は、996億円となり、前年同期から1,325億円減となりました。

連結特別損益については、原子力損害賠償費を計上したことで、273億円の損失となりました。

自己資本比率は、前年度末より0.4ポイント改善し、22.2%となりました。これは、親会社株主に帰属する中間純利益の計上により、純資産が増加したことに加えまして、未払金および未払費用の減少などにより、負債残高が減少したことなどによるものです。

次に、フリーキャッシュフローの状況について、ご説明します。フリーキャッシュフローについては、2018年度からマイナスが続いており、当社の財務状況として、厳しく受け止めてございます。また、2026年度のフリーキャッシュフローについても、投資を厳選しているものの、原子力関連の投資先行などの要因は継続してございまして、その中で、東京電力エナジーパートナーとパワーグリッドにおいて、燃料・卸電力市場価格の高騰等に伴い、電気の調達費用が増加しており、営業キャッシュフローが非常に厳しい状況にございますので、引き続きマイナスを見込んでおります。

当社は、福島責任貫徹のための資金確保に向け、一層の投資精査や経営効率化を図ると同時に、確実に投資回収が図れるよう、必要な取り組みを進めてまいります。

ご説明させていただいた通り、第1四半期の決算に引き続き、第2四半期の決算も厳しい収支の状況です。
これは中東情勢等の影響が継続しているということで、燃料・卸電力市場価格の高騰も継続しており、東京電力エナジーパートナーとパワーグリッドにおいて、電気の調達に係る費用が増加したことなどが主な要因です。

今後も厳しい事業環境が続くものと考え、グループ大の収支改善に向けて、リニューアブルパワーの揚水発電の活用による卸販売の拡大や、JERAの国内火力・ガス事業におけますLNG関連収支・石炭関連収支の改善等により、引き続き、収支の挽回に努めてまいります。
その中で、エナジーパートナーにおいては、デマンド・レスポンスの活用や、揚水発電等の発電事業者からの調達を増やすことによる卸電力市場からの調達量の低減に取り組むとともに、お客さま動向や、市場環境の変化に対応する迅速な意思決定を通じた販売施策の実効性向上と収益改善などに取り組んでまいります。

私からは以上です。