2023年度第2四半期決算について
2023年10月31日
東京電力ホールディングス株式会社
当社は、本日、2023年度第2四半期(2023年4月1日~2023年9月30日)の連結業績についてとりまとめました。
売上高は、東京電力パワーグリッド株式会社において、燃料・市場価格の低下等により、需給調整に係る売上が減少したことなどにより、前年同期比1,741億円減の3兆5,137億円となりました。
経常損益は、燃料費等調整制度の期ずれ影響が好転したことなどにより、前年同期比7,613億円増の4,796億円の利益となりました。
また、特別損失に原子力損害賠償費660億円を計上したことなどから、親会社株主に帰属する四半期純損益は、3,508億円の利益となりました。
(単位:億円)
当第2四半期 (A) |
前年同期 (B) |
比 較 | ||
---|---|---|---|---|
A-B | A/B(%) | |||
売 上 高※1 | 35,137 | 36,878 | △1,741 | 95.3 |
営 業 損 益 | 3,547 | △1,560 | 5,108 | - |
経 常 損 益※2 | 4,796 | △2,816 | 7,613 | - |
特 別 損 益 | △660 | 905 | △1,566 | - |
親会社株主に帰属する 四半期純損益※2 |
3,508 | △1,861 | 5,369 | - |
- ※1
調整力取引に係る会計処理の変更に伴う影響額を前年同期にも反映している。
- ※2
持分法適用会社(JERA)がIFRS適用したことに伴う影響額を前年同期にも反映している。
【セグメント別の経常損益】
2023年度第2四半期のセグメント別の経常損益については、以下のとおりです。
- 東京電力ホールディングス株式会社の経常損益は、基幹事業会社からの受取配当金の増加などにより、前年同期比287億円増の1,155億円の利益となりました。
- 東京電力フュエル&パワー株式会社の経常損益は、JERAにおける燃料費調整制度の期ずれ影響が好転したことなどにより、前年同期比2,643億円増の1,342億円の利益となりました。
- 東京電力パワーグリッド株式会社の経常損益は、電気調達費用が減少したことなどから、前年同期比827億円増の1,449億円の利益となりました。
- 東京電力エナジーパートナー株式会社の経常損益は、燃料費等調整制度の期ずれ影響が好転したことなどにより、前年同期比4,204億円増の1,931億円の利益となりました。
- 東京電力リニューアブルパワー株式会社の経常損益は、修繕費や固定資産除却費が増加したことなどにより、前年同期比40億円減の394億円の利益となりました。
(単位:億円)
当第2四半期 (A) |
前年同期 (B) |
比 較 | ||
---|---|---|---|---|
A-B | A/B(%) | |||
経 常 損 益※ | 4,796 | △2,816 | 7,613 | - |
東京電力ホールディングス | 1,155 | 868 | 287 | 133.1 |
東京電力フュエル&パワー※ | 1,342 | △1,300 | 2,643 | - |
東京電力パワーグリッド | 1,449 | 621 | 827 | 233.0 |
東京電力エナジーパートナー | 1,931 | △2,273 | 4,204 | - |
東京電力リニューアブルパワー | 394 | 434 | △40 | 90.8 |
- ※
持分法適用会社(JERA)がIFRS適用したことに伴う影響額を前年同期にも反映している。
【2023年度業績予想】
2023年度の業績予想については、柏崎刈羽原子力発電所の再稼働時期を見通せないことから、現時点で未定としております。今後、お示しできる状況となった段階で、お知らせいたします。
以 上
添付資料