2022年度第2四半期決算について
2022年11月1日
東京電力ホールディングス株式会社
当社は、本日、2022年度第2四半期(2022年4月1日~2022年9月30日)の連結業績についてとりまとめました。
連結の経常損益は、グループ全社を挙げた収支改善に努めたものの、JERAにおける燃料費調整制度の期ずれ影響が悪化したことや、燃料・卸電力市場価格の高騰などによる電気調達費用が増加したことなどにより、前年同期比3,402億円減の2,388億円の損失となりました。
また、特別損失に原子力損害賠償費327億円を計上した一方、特別利益に関係会社株式売却益1,233億円を計上したことから、親会社株主に帰属する四半期純損益は、1,433億円の損失となりました。
(単位:億円)
当第2四半期 (A) |
前年同期 (B) |
比 較 | ||
---|---|---|---|---|
A-B | A/B(%) | |||
売 上 高 | 35,053 | 22,107 | 12,945 | 158.6 |
営 業 損 益 | △1,560 | 970 | △2,531 | - |
経 常 損 益 | △2,388 | 1,013 | △3,402 | - |
特 別 損 益 | 905 | 0 | 905 | - |
親会社株主に帰属する 四半期純損益 |
△1,433 | 886 | △2,320 | - |
【セグメント別の経常損益】
2022年度第2四半期のセグメント別の経常損益については、以下のとおりです。
- 東京電力ホールディングス株式会社の経常損益は、基幹事業会社からの受取配当金の減少などにより、前年同期比111億円減の868億円の利益となりました。
- 東京電力フュエル&パワー株式会社の経常損益は、JERAにおける燃料費調整制度の期ずれ影響が悪化したことなどにより、前年同期比946億円減の873億円の損失となりました。
- 東京電力パワーグリッド株式会社の経常損益は、燃料価格の高騰などによる電気調達費用が大幅に増加したことなどにより、前年同期比444億円減の621億円の利益となりました。
- 東京電力エナジーパートナー株式会社の経常損益は、燃料・卸電力市場価格の高騰などによる電気調達費用が大幅に増加したことなどにより、前年同期比2,331億円減の2,273億円の損失となりました。
- 東京電力リニューアブルパワー株式会社の経常損益は、卸電力販売が増加したことなどにより、前年同期比84億円増の434億円の利益となりました。
(単位:億円)
当第2四半期 (A) |
前年同期 (B) |
比 較 | ||
---|---|---|---|---|
A-B | A/B(%) | |||
経 常 損 益 | △2,388 | 1,013 | △3,402 | - |
東京電力ホールディングス | 868 | 980 | △111 | 88.6 |
東京電力フュエル&パワー | △873 | 73 | △946 | - |
東京電力パワーグリッド | 621 | 1,066 | △444 | 58.3 |
東京電力エナジーパートナー | △2,273 | 58 | △2,331 | - |
東京電力リニューアブルパワー | 434 | 350 | 84 | 124.0 |
【2022年度業績予想】
2022年度の業績予想については、現時点においてはウクライナ情勢等の影響を受け、燃料価格および販売電力量の見通しが不透明であり、具体的な業績予想をお示しできる状況になく、売上高・経常損益・親会社株主に帰属する当期純損益ともに未定としております。今後、お示しできる状況となった段階でお知らせいたします。
以 上
添付資料