2021年2月10日
東京電力ホールディングス株式会社

 当社は、本日、2020年度第3四半期(2020年4月1日~12月31日)の連結業績についてとりまとめました。

 連結の経常損益は、グループ全社を挙げた継続的なコスト削減に努めたものの、競争激化や新型コロナウイルス感染拡大の影響などにより、東京電力グループの販売電力量が、前年同期比8.8%減の1,502億kWhとなったことなどから、前年同期比24.0%減の2,355億円の利益となりました。

 また、特別損失に原子力損害賠償費954億円を計上したことや、前年度に計上した特別利益の反動減などから、親会社株主に帰属する四半期純損益は、前年同期比70.0%減の1,304億円の利益となりました。

連結決算

【セグメント別の経常損益】
 2020年度第3四半期のセグメント別の経常損益については、以下のとおりです。
・東京電力ホールディングス株式会社の経常損益は、基幹事業会社からの受取配当金の減少や東京電力エナジーパートナーへの卸電力販売の減少などにより、前年同期比1,141億円減の70億円の利益となりました。
・東京電力フュエル&パワー株式会社の経常損益は、株式会社JERAにおいて、燃料費調整制度の期ずれ影響や発電事業の収支が好転したことなどにより、前年同期比210億円増の834億円の利益となりました。
・東京電力パワーグリッド株式会社の経常損益は、新型コロナウイルスの感染拡大によるエリア需要減があったものの、減価償却費の減少などにより、前年同期比82億円増の1,836億円の利益となりました。
・東京電力エナジーパートナー株式会社の経常損益は、競争激化や新型コロナウイルス感染拡大等で売上高が減少したことなどにより、前年同期比466億円減の79億円の利益となりました。
・東京電力リニューアブルパワー株式会社の経常損益は、東京電力エナジーパートナーへの卸電力販売の増加などにより、前年同期比169億円増の441億円の利益となりました。

セグメント別の経常損益

以 上

添付資料

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